くれない渡り鳥

浮き世づたいの 気ままな旅を

なんで邪魔する 恋ひとつ

私くれない 渡り鳥

一つ所にゃ 住めないたちさ

止めてくれるな 振り向く肩に

涙焦がして 陽が沈む

情(じょう)と未練の 振り分け荷物

ここで捨てなきゃ 歩けない

私くれない 渡り鳥

一夜限りの 夢から覚めりゃ

風に吹かれる 綿毛のように

明日はいずこか 西東

愛を知らない わけではないが

惚れたハレたは もう御免

私くれない 渡り鳥

忘れられない 面影ひとつ

抱いているのさ 心の奥に

月も片割れ 旅枕