天使達のラブソング

屋根一つ 光る糸屑

風はまだ止んだりで

駅のホーム

歌が一個ずつ

別れ 人が拾う

どうして みんな歩くの

どうして 時間だけはいつも先をいくの

人気ないラブソング

誰か口ずさんでいた

当たり前の、そこらへんにある

ただのヒットソング

You don’t know how I loved you so

数えきれないさよならを

一つ、また一つなぞる指を

心って言うと思うの

ヒントね、遠ざかるほど強く輝くもの

きちんとね、送り迎えを絶えずに繰り返すもの

そうして人は出会うの

そして思い出さえ

微笑むのね

風の向こうで

人気ない遊歩道

二人だけが歩いてた

ビルが風を庇う様に立つ

細いワインディングロード

瞳はね、反射光

数えきれない涙を

一つ、また一つ拭う指を

大人って言うと思うの

どうして 人は歌うの

こうして 君を忘れる度

思い出すためでしょう

人気ないラブソング

君と口ずさんでいた

当たり前のそこら辺にある

ただのヒットソング

You don’t know how I love you so

数えきれないさよならを

一つ、また一つなぞる指を

心って言うと思うの