いつだって突然で 予告なんかなく始まるもので
僕たちが演じ切る その先のストーリー知る由もなく
互いに気になって どちらともなく惹かれあうだけの
積み重なり幸せと呼べる日が エンドロールまで続かないと 知っても
諦めを含んだ セリフ回しに飽いてた意味は
なんとなく嫌悪して B級だと決めつけたことに似てて
君だって 気味悪がって 拒絶と好奇が入り乱れるなか
優しさとしか呼べない 君のその指先がふれたんだ
わかりあえないことは当たり前 それでも少しずつ混じり合う
痛みさえも分かち合えたから 永遠を信じて口づける
もし君と言葉を交わす今が クライマックスだなんて 思えなかったな
君と作り上げた ムービーを 毎日だって何回だって 映し出すんだよ
そんなふうに繰り 返すことでしかもう 君を感じれないなんて 寂しいのかな
思い出す たびに 胸が痛いよ 痛くなる たびに 愛しくなるんだよ I Love You
感情も 言葉も 記憶と 記録の境目がなく
一言が仕草ひとつが 心から滲む 本物かのように
傷だって 消えなくなって ふと君が仰ぐ夜空の意味は
きれいだとか そんなんじゃないことくらい 僕だってわかっていた
チープなポップス聴きすぎたせいで 伝えたい言葉安くなってく
あの曲のあの歌詞あのフレーズ カメラの中僕ら 突然みたく恋に落ちる あっ…
つまらない日々のハイライト エチュードみたいにグダって
ワンリールに満たないライフ そんな僕らのトワイライト
本当の さよならを 目の前にして 最初から 出会わなければ よかった なんて
また孤独を胸の痛みを拒めなくて 二人の涙がラストシーンを飾る
ねぇ 君と言葉を 交したのは 紛れもない 名前もない この僕だった
君と作り上げたムービーを いつまでも 何回でも映し出すんだよ
頬伝った理解不能に あたたかさを 伝えてくれた君の指が 意味をくれたんだ
愛情を拭うたびに 胸が痛いよ 痛くなるたびに愛しくなるんだよ I Love You
いつだって突然で 予告なんかなく始まるけれど
エンドロール間際ラストシーン 僕は君のこと 世界一愛している