螺旋階段

グルグルと回る この螺旋階段を登れ 太ももの裏がはち切れそうでも

「今 何階?」だなんて わかるわけないでしょ

見下ろせば暗い底 そこにはもう戻れない

音を立てて消えてく不思議な景色

考えれば考えるほど意味がわからない

何かが迫ってる 下から突き上げる 得体の知れないこの恐怖心を

振り払って 届かないくらいに上に上に行くだけ

悩んでる場合じゃない わかってるさ

スルスルと伸びる この細い糸を頼りに 3段飛ばし

軽やかなこのステップで

「今 何階?」だなんて わかるわけないでしょ

「いつから登っているの?」とか「なぜこんなとこにいるの?」とか

「そもそもここはどこなんだ?」ってこととか

てっぺんにたどり着いたらそれもわかるはず

もうさんざん登ったよ そろそろやめていい? 本当にあるのかな?最上階

それでもどのみち 上にしか行けないなら

悩んでる場合じゃない わかってるさ

グルグルと回る この一方通行を登れ 疲れたらひと休みして さぁ行けよ

「あと何階?」だなんて わかるわけないでしょ

回れ回れ 泣きながら 回れ回れ 笑いながら 回れ回れ回れ

登れ登れ 怯えながら 登れ登れ 歌いながら 登れ登れ登れ このまま

何かをつかみたくて 夜空を見上げれば 少し欠けた月の光が輝いている

泣いてる場合じゃない 笑ってる場合じゃない

とにかく行くしかないじゃない わかってるさ

クルクルと回れ この危険地帯で踊れ 今にも崩れそうな

この月明りの下で

「今 何階?」だなんて もう気にしなくていい

グルグルと回る この螺旋階段を登れ 太ももの裏がはち切れそうでも

「今 何階?」だなんて わかるわけないでしょ