「おはよ。朝だよ。朝っていうかもう昼だけど。私もう時間だから行くね。今までありがとう。バイバイ。」 「最後くらいこっち見てよ。」 こうなってしまうことは本当は最初から分かりきっていたはずだったのに変わってしまうのなら終わりがあるなら初めから何も要らなかったのに ごめんねが痛いからさよならが辛いから涙が染みるから下を向いて歩いていたのに君が笑いかけるからこんなに痛いなら知りたくなかったよ優しさなんて 君はいつだってなんにも言わないくせに顔にはよく出るから正解ばかり探して暗中模索の日々正直もう疲れたの すがりついていた君の思い出は思ったより簡単に崩れてしまったからこのままじゃダメなことくらいは分かってただけど だけど 何一つ変えられなかった ごめんねが痛いからさよならが辛いから涙が染みるから下を向いて歩いていたのに君が笑いかけるからこんなに痛いなら知りたくなかったよ優しさなんて 今すぎた時に何かができるならこのままの僕に何かが変えられるわけが無いのにごめんねが痛いのはさよならが辛いのは全部君のせいだ ごめんねが痛いのにさよならが辛いのに涙が染みるのに君を忘れられなくてこんなに痛いのはさよならをしたから分かっていたのに涙が出るんだ 知りたくなんてなかったこと沢山くれた幸せも忘れない 忘れない忘れられないよ