Tag: まつり

なんとなくね

いつもと変わらない毎日の中で ふとした瞬間に思い出す なんだか全てが正夢のようで なんでか歯痒い気持ちになるんだ 蘇る記憶の裏側に 君と過ごした日々 懐かしい匂い いつものコンビニ、あの遊園地も なんとも思ってないのに なんとなくね、なんとなくだけど 時より君の顔が浮かんでくるの なんとなくね、なんとなくだけど 声が聴きたくなるの 「まだ好きなのかな」 今度会ったらまた泣いてしまうかな 忘れたつもりではいたんだけど どうにも心は簡単じゃなくて いつまでも私を苦しめてる 何度も塗りつぶしてた過去に 囚われるのはらしくないなと なのにどうしても消えてくれないの ...

演技で染めた二人の日々に。

あなたの側に居れる自信がないの 今の私に何が出来るかな 少しでもまだ信じていたかったな あなたの好きをまだ感じていたいの 私が嫌いになりたいあなたは 今日も柄じゃなくヘアセット 鏡越しに笑ってた 平気なフリをしているの あなたの前では演技しかできないのよ私 本当はあなただって気づいてるんでしょ 惨めだよね、こんなの いつかまたあの幸せだった2人に 戻れるかななんて思ってた 私の気持ちとはちょっと違うみたい 会えない日々が続いてた このまま終わってしまうのかな なんて考えて 2人の写真も消していった 平気なフリをしていたの あなたの前ですら何も言えないのよ私 ...

恋仲花火 feat. enu

夕暮れ 君の姿が 茜色に浮かんでた 優しい 夏の風波、溶けたアイスが滴る 知らないこととの境界線。 知らずにいいことが増えて 見えない心(もの)とは裏腹に 雫が頬を伝った 刹那に照らす 切なく消える 煌めく花火ゆらゆれる その記憶さえ 忘れてしまえばいい 君と繋いだ今がここにあるから 騙すことのできない この気持ちいたずらに戯れる 淡く染まった 夜空の向こう 夏の終わりに見つめてた 刹那に照らす 切なく消える 煌めく花火ゆらゆれる ...

自惚れ。

万が一、そんなことばかり考えてる あんなことそんなこと ないものばかり強請って 何かの間違いで変わっちまえよ世界 誰か叱ってよ、貴方には頼まないけれど 馬鹿だなぁ、私も貴方も 片手に収まるくらいの愛情に 騙されてたんだよ 魅せられてたんだよ どうかどうか涙に意味をおくれ 照らされた観覧車は琥珀色 スニーカーとプラモデルに留守番を任せて アトラクションは一つだけ、気まぐれで 濡れた髪を揺らす 夕日はもう眠る 帰りの国道20号 沈んじまった太陽 眠そうな目擦った貴方を カーステレオが歌ってた 馬鹿だなぁ、私も貴方も ...

夜明かし。

部屋の明かりはもう消した 眠れないまま時間が経った 君は消えてしまったのか? もう二度と会えないままなのか? 淡い光の差す部屋で ただただ連絡を待っていた 二度と会えなくなったなら このまま消えてしまった方が いいな 全部さ 終わりに出来たらいいのにな もう顔すら見せてくれないのね ねえ、いまどこにいる? 夜明けが近くなるにつれ 嫌気がさすほどに思い出す もう会うことがないのなら 思い出せないほど記憶薄れても いいな 全部さ 終わりにできたらいいのにな ...

なついろ。

夏風に吹かれ 揺れる横顔ながめて ゆらりゆられて寝転ぶ君が 澄み渡る空に叫んでた 見渡す限り続く山の向こう側 少しも見えぬ顔を隠した 景色が待ちぼうけてる 君が手を振るたび 揺れる心 いつまで経っても消えずに 残っている。 少しずつと歩み寄る朝 いつだって泣いて沈んでは 待っている 君と二人同じ歩幅で 明日もまた冷めた 風に吹かれきっと ふと何かを思い出している 過ぎゆく時に明日を委ねてみては まだ見ぬ未来知らないフリで ...

貴方がいなくても。

私たちも分かってはいた この関係が長くは続かないこと それでもと期待をして 何度も 何度も 傷ついてきた ねえこのまま終わらないでと 口実を重ね繋ぎ止めてきたけど 君の瞳にあの頃の私はいない それも分かっていた。 泣き出し震える私の手握る 君はいなくて顔すら見せずに 話し出す声はいつになく静かに消えてった。 進む時に連れて変わっていった関係と 今はもう何も感じない手を握る 今でも抱き寄せられ 鼓動が高鳴るのは 私だけか 最後の言葉はLINEじゃなくてさ 直接話をしよう 泣き出し震える君はいなくて 私は俯き顔すら見れずに ...