Tag: むぎ(猫)

フワフワスター

良いことがありました 何度も確かめて噛み締めています 誰かに言いたくて 裏腹に内緒にしたくて 地に足つかない僕の方が 軽いステップで踊れるかな? この世界で一番誰よりも フワフワしている浮いている 輪郭線が溶けていく 雲や綿毛みたいに飛んでいく フワフワした フワフワスター 隠し事のできない 三度の飯よりもお喋りな僕で 言わずとも溢れてる 脈絡のない話をして お茶を濁せばから回りで 甘いゴシップに溺れるから この世界で一番誰よりも フワフワしている浮いている 密かに強さも兼ねている マシュマロみたいに包んであげる 良いことが無くても 確かに僕はいつも浮ついてます 独りでいる時も 突然ニヤついたりもして 思い立ったら仏滅でも 歩きはじめる 誰かが待ってる この世界で一番誰よりも フワフワしている浮いている みんなに頬擦りしたくなる 次はどこに行こうかな この世界で一番誰よりも フワフワしている浮いている 輪郭線が溶けていく 雲や綿毛みたいに飛んでいく フワフワした フワフワスター

しゃがんだままでくぐって 靴を揃えて かがんで廊下通れ 奥が僕の部屋 壊さないで 濡らさないで 土の壁 触らないで 潰さないで ここが僕の 巣 掴んで登っておいで 指を揃えて 枝握っておいて 上が僕の部屋 騒がないで 乱さないで 外は夜 怯えないで 震えないで ここは僕の 巣 息を止めたまま潜って 何か聴こえる 手探りでなぞって そこは誰の部屋? 喋らないで 歌わないで 今はまだ 疑わないで 焦らないで ここが僕の 巣 探す 選ぶ 決める 貯める 作る 籠る 暮らす 眠る 守る 愛でる 食べる 休む 走る 投げる かがむ しゃがむ くぐる もぐる 掴む 登る ...

届かない夏

あの時欲しかった物 あの時行きたかった所 思い出す季節は いつも 夏のことだった 手を伸ばせば掴めそうで いつの間にか通り過ぎてる 少し齧って溶けたソーダアイス 全部は手に入らないみたい 歴史の本にいつか載らなくても ありふれた未来の ありふれた昔を 僕は 生きている 遠くに入道雲 もうすぐ雨が降るらしい 濡れたアスファルトに むせる 夏の午後だった 春 秋 冬 巡る季節 いつの間にか夏は過ぎてる 後に回した宿題始めよう 昨日の明日が今日だから 歴史の本は先に読めないけど ...

三拍子の誕生日

去年より一つ 明るくなったこの部屋 君の息で吹き消そう 三拍子の誕生日 息をすることは 生きるということ 吸い込んで 吐きだして 新しい君になる 楽しいこと全部 悲しいこと全部 2人で半分に割る two 三拍子の誕生日 ご馳走は「美味しい」 歌えば「楽しい」 一緒にいる今日が「嬉しい」 三拍子の誕生日 三拍子の誕生日 誕生日おめでとう!

お邪魔されまSHOWのテーマ

あの人は来るかしら (来るかしら?) はるばる来てくれるかしら (れるかしら?) お話ししてみたい お茶を飲みながら お見知り置かれたい お菓子食べながら 仲良くなりたいな! 待ってる ずっと待ってる 来る きっと来る Feels Like “HEAVEN” ってか!? ようこそここへ お邪魔されまSHOW! あの人は来てくれた (来てくれた!) はるばる会いに来てくれた (来てくれた!) お話もできた お茶を飲みながら お互いを知れた お菓子食べながら 仲良くなれました! 待ってた ずっと待ってた 来た マジで来た ...

song of life

本当は大人も子ども フリをしてる間になれただけ 隠してる遊び心 ドキドキを胸の中に 慎重になればなるほど 最後の一筆がわからなくて 気がつけばそこは迷路 出口はまだ闇の中 オチた春もふざけた秋も 僕はいつも疲れてるけど 明日も息ができるのは 好きな歌が一つあるから “時の流れ”の意味を込めて 名前をつけたのが“命”なら 音の流れの意味を超えて どこまで響く song of life 本当は子どもも大人 新しく知ることが多いだけ 両手でも数えきれない ワクワクを顔に出して ハネた夏もけなげな冬も 僕はいつもから回るけど 明日も息ができるのは 好きな人がここに居るから 胸の鼓動に耳を当てて リズムのはじまりは命から 声の行方は風まかせ どこまで響く song of life ...

冬の惑星

君は冷たい風に揺られて 目を覚ましたスカラベ 始まりの時と場所を間違えて 花も無い季節 柔らかな白に包まれた街 見渡せばモノクロ 淡い太陽を跳ね返した背中で 色を添える 息を染めて 歌う 小さな歌 身体だけが 野晒し 空に響いてく 冬の惑星 寒ささえもエナジー 言葉を超えて 心地良いメロディー うつむくことも後退りも君にすれば前向き いつかたどり着く銀河を目当てに 転がす雪の実 進むほどに 遠く 膨らんで この星まで 超えて 空に浮かんでく 冬の惑星 遥か雲を抜けて ...

夏の絵日記

眠い目を半分まで 閉じたままにラジオ体操 朝ご飯食べた後 またこの広場に集まろうぜ 昨日仕掛けた罠に あいつはカブト2匹 僕はゼロ… 濃ゆい青と 濃ゆい緑 白い入道雲 3色だけで描けた 1ページ 僕の夏の絵日記 人波をよけながら 付かず離れず歩くお祭り ドキドキも破裂する そろそろみんなも見上げてる 「君が好き」の声が ドドン!の音に被る 僕だけど… ...

春のフラワー

ヒラヒラ花びら 掌に舞い降りた 風を捕まえて また空に舞い上がれ 時々誰かに傷ついて 気持ち塞いだ時も 身体はまだ息をして 暖かい風を待ってる 同じ場所にいても季節は巡る 窓を開けたら 春のフラワー ヒラヒラ花びら 掌に舞い降りた 風を捕まえて また空に 空に キラキラ眩しい 太陽に憧れて 風を弾ませて また空に舞い上がれ 悲しい世界に気が付いて 弱い自分の時も ...