Tag: れん

正論さん

正論さんは僕に言った 「周りはこう」「合わせなよ」 比べんな、世間一般論という 物差しで、測れやしないだろ 「君にはできる」って口だけです 利益しか頭にはないのです 今じゃきっとあなたの商品で 人形じゃないの 「知らぬが仏」だって?甘く見られちゃ困るな そうやって、騙し騙された故に、黒く染まってく 笑えない、笑えないわ 死んだ目の大人ばかり 今思う「我儘」なんて生き方も 悪くないな 人外さんは時に言った 「俺たちの、仲だろう」 終わってんなぁ、信頼なんてもんはない お門違いにも程があるんじゃないの? 矛盾と妥協が付きもので 呼吸をするように嘘をつく まるで悪魔のように見えたのは ...

フシアワセ

もう少しだけ 考えて欲しいよ 今までの記憶(こと)無くなってもいいの? 全部嘘だと いつものように 笑って誤魔化して、今なら許すから。 いつまでも待っている あなたからの『ただいま』を 君がいない方が幸せだな そう言い聞かせないとやってらんないわ 君という存在が僕の脳内を 蝕んで喰らい尽くしちまってんだ きっと僕たちやり直せるって だってこんなに、愛が残ってるもん 今でも隣で座っている君を思い出してしまう、思い出してしまう 未練だけが育って 枯れた花に 水をやる 見えなくなるまで手を振る君 眠たそうな眼で僕を見つめて 『大好きだよ』って、『愛してるよ』って 全部なかったみたいに 君がいない方が幸せだな ...

変わりゆく季節

間違い探し、1人は寂しいな 体温も冷えて 居なくなればいい。 みんな一緒に なんて考えてしまう 知らない場所へ、ほらもっと遠くへ 生きている意味を見出せたなら 変わっていく季節にも馴染めずに泣いたから 君にも置いていかれたのかな、変われない 解答用紙 君と私では、どこか違う 「正解なんてありやしないよ」 視界が歪んで見えた 望まぬ人生 聴こえる遠吠え 限りある日々は君と過したい 見えない未来がとても怖い 口に出したなら、私は楽になれるだろう それは君も一緒なんでしょう きっと、きっと 貶されていく運命なら 生まれない方がよかったの なんて聞いたことが馬鹿だった。 変わっていく季節にも馴染めずに泣いたから 君にも置いていかれたのかな、変われない ...

緋寒桜

何から何まであなたが決めるのね 終わってるの 何を言っても変わらない物語 分かってる そんなんだから君はいつも そばにあるものを失って逝くの 後悔した時には既に誰もいないよ そうでしょ いつまで泣いてるの あなただけだとか笑えちゃうね 癖になる傷はとうに癒えていたわ 新しい春が芽吹く 言葉の意図すら君には通じない 終わってるの 脳裏に浮かぶものってなんだろうね 分かってる そんなんだから君はいつも 桜雨のように散っていくの 一瞬にして咲き誇って変わらない 色に染まるの ...

氷解

深まる度に君を感じる 暖かい春の風にのって 永遠を願う程に苦しくなった 君は嘘がつけないから このまま二人別の世界に 蟠りは置いてけばいい もう離れない、届かない場所に消えてしまえばいい 凍りついた君の心 解かしてあげたかったんだ 今だけは全て忘れて 君には僕がいるって知って欲しいから 変わらない愛を届けるよ 寂しい時は 傍においでよ 言葉はいらない、君を包むから 無理した笑顔で、仮面かぶって 君が壊れてしまうから 知ってるよ周りが思う程強い子じゃないことも 聞こえるよ声に出せない君の本音も 頼る事すら出来ずに一人抱え込んでいる そんな君 ほっとけないよ ...

きみのうた

毎日してた寝落ち通話もいつの間にかなくなった あの時間が、生き甲斐だと依存してしまっていたの 煙みたいに、消えてしまう よわい私だから 鼻に香る君の匂い 残って、消えない あなたの耳は私の声だけを聞いて欲しくて あなたの瞳は私を映すためだけに使って欲しくて 膝に乗せて耳元で囁く 『ずっと一緒にいよう』 その言葉が、嬉しかった。 安堵で満たされていた 思い出の場所、私以外と行かないで欲しい 独占したいあなたのこと、誰にも触れないで 私を強く抱き寄せて、甘い言葉であの時のように… 私の身体はあなたを壊すためだけに使っていたくて 初めてこんなに、人を愛せたの どんな仕草でも愛しくて あなたの耳は私の… あなたの瞳は私を… ...

Promise

色の無い日常が あの時変わったんだ 鮮やかな君に染まって 僕の景色を彩った 素直に気持ち伝えたくて でも上手く言葉にできなくて 不器用な僕にでも 唄でなら伝えられるから 君の笑顔をずっと 側で見てたいよ 僕が笑わせるから 君のぬくもりを肌で感じるの もっと、ぎゅっと抱きしめるよ I promise you 街は色づいて 君の頬も赤く染まって 吐息もいつの間にか 白い季節になったんだね ...