Tag: ケプラ

ぼくのてんし

ボタンをひとつ掛け違えたことに 気づかない僕の天使 「右の靴紐が解けてるよ」 自慢げに僕に指摘する仕草は あぁ、もう なんか可愛くて あぁ、もう 今日も幸せで あぁ、もう 全部愛おしくて やんなっちゃうよ、もう 世界で1番でっかい愛でも 足りないくらい君が好き 好きという2文字じゃ頼りないから おまけにぎゅっと抱きしめるよ 大事にしたい思い出には 黄色い付箋を貼っておくね 君が時々わからないよ こぼれ落ちたその涙の意味も あぁ、もう 無理に合わせても あぁ、もう 歩幅はデクノボー あぁ、もう 期待してないよも 愛の形だよ ...

記念日

予定時刻だね 後ろから呼ぶなんて トキメキを隠すために ほんと必死だったのよ 風が横切るたび 身を寄せ合いたくなるの お似合いのカップルね あなたも思っていたらな 秒針が動くたび 私を焦らす トクトクトク 心臓が持たないわ あなたの声も伸びた睫毛も 食べちゃいたいくらい好きなんです こんな私の臆病な気持ち ちゃんと言葉にするから 受け取って欲しいのです 初めて会ってから ほんと信じられないわ あなたへの想いはね ...

プランB

張り切りすぎかな? いやどうかな? 君は何してる? あれこれ考えて また日が落ちての繰り返し どうせなら、らしくないけど 星に願いを込めて どうか僕の恋が実りますように ってあれ? 白線の上を歩く 君の隣の人は誰? 僕の知らない君が次から次に 僕は君とおしゃべりして あんなことやらこんなことをして 色々計画してたのに あぁ全部めちゃくちゃだな 慣れないコーヒーを飲んだり あれこれ研究していたのにな 君に好きな人がいるなんて 大誤算もいいとこだ ...

かさねる

この坂道歩けば 左手には君の匂い 気の迷いで喧嘩したって次の日の朝には 仲直り、笑えてきて そんな風にいつも側にいたから 会えなくても僕らは大丈夫だろ? 2人の生活をさ 1つにまとめるには 僕らは幼すぎたのかもね でもね、もう少しだけそばにいさせて あの話の続きは 結局まだ聞けてないまま 見えないものが伝わりすぎるからいつも 見ないふりをしていたんだね こんな風に終わりが見えてるのは 会えなくても僕らはやり直せるから? 2人の生活をさ 1つにまとめるには 僕らは幼すぎたのかもね でもね、もう少しだけそばにいさせて ...

噂のツインズ

La.La.La... 街中から鳴るサイレンに まだ寝ぼけたい眼の八時 呼び起こされたて体温が 徐々に燃え上がっている La.La.La... あら、怪獣さんよこんにちは 今日はいきなり光線熱い 大好きなあのコはなぜか 今日も敵役で登場 役割分担くらいは 自由にやらせてよ (Wooo! Wooo! Wooo!) 醒めないでよいつまでも (Wooo! Wooo! Wooo!) ワガママな僕でいたいのに ...

未来で逢いたい

寝転がった道の端っこで バカやってたあの頃に 戻りたいだなんてもう今は思わないけど 首のよれた白のTシャツの 袖に空いた綻びを 大切にして着てしまうのは、この鼓動は なぜだろうか 光が紅色に染まる 影が踊る窓の向こう 分からないままで あぁなぜか、涙が出る いつも通りの僕じゃ ダメみたいでさ あぁなぜか、期待してる 未来で待ってるよ 僕に気づいてほしい ただ飽き疲れるまで歩いた日 十年後を語った日 戻りたい…だけれどもう今は暇じゃないと思う 嘘で隠した僕の本心を ...

OUR-AWA-HOUR!!

僕はさっき君にフラれたんだ それもまさかのたった一言で お風呂の中で1人葛藤を 飽きもせずゴシゴシ考えてる 他になんか言いたいことはなかったの? 例えば僕の悪口とか だってだってだってだってだって なんかだってなんで 「別れたい」それだけなんて!? 夢か現かわからなくなるのは 熱さのせいかこの汗のせいか それとも…最近変えた このシャンプーのせいかな? 頭の中は君のことで とっくの昔にのぼせてるんだよ 頭に残る泡と記憶を まとめて綺麗に流せたら いいのにな 夢か現かわからなくなるのは 熱さのせいかこの汗のせいか ...

何年先も憶えててほしい

いつものアラームの前に起きた なのに今日は支度に時間がかかりすぎて 結局駅まで走る始末で せっかくセットした髪の毛もぐちゃぐちゃだぜ さよならなんて言いながら 何年先も憶えててほしい 誰かが知った先なんか 走って、転んで変えてきた 言葉より先の方へ 心より先の方 君の声が聞こえるたび ただ会いたくなってしまう どうやら急いでいたのは君も同じで ぐちゃぐちゃな互いの髪の毛も笑えてきて 君に嫌われたくなくて その場しのぎのウソをつく やっぱりそうかバレてたんだね それでも僕のそばにいた おはようの悴んだ手 紅く染まる街の匂い ...

ルーシー

君が横にいて 美味しいものを食べられて それでいて素晴らしいこの景色を デザートに虫歯になりたいな 宇宙は僕らが思ってる よりもずっと小さくて 君と出会ったことが何よりの証拠だろう ロックも君には効かない 上手に歌ってもダメみたい 遠くに消えそうな人影に 見えない様に手を振った 君が横にいて 美味しいものを食べられて それでいて素晴らしいこの景色を デザートに虫歯になりたいな 君との心の距離は 思ってるより遠くて 次回予告を待ってる僕はまるで子犬だね 眠れそうにない夜は 僕が抱きしめてやるぜ ...

子供の頃に描いた ちっぽけな愛と優しさと バカみたいな夢の後に 隣で笑えたらいいのに 日の落ちる公園で 僕らニ人で話したこと 滑り台の足元は秘密基地 ケヤキの枝は魔法の杖 かけっこで負けたあの日から 背伸びするようになってた 本当の自分を見つめるのが怖くて 脚が痺れちまうなぁ 君を守るために 作ったご自慢のこの剣 今じゃ行き場のない紙屑で あの頃に蓋をした 自分が埃をかぶっていた 子供の頃に描いた ちっぽけな愛と優しさと バカみたいな夢の後に ...

デイズ

目覚ましの音で 僕は 2回目の朝を迎える 今日は雨のち雨 傘を持って家を出る 寝坊なんて珍しいな 昨日の夜のあれが原因だったかなって あぁもうどうでもいいや 急いで電車に乗る 人混みを分けてなるべく楽な方 あなたと違って私はバカなの なんて言い訳を並べてる この雨もそのうち晴れるから心配ない 止まない雨は無いさ 今は時間がない 朝飯抜いたせいで 授業中はずっとお腹鳴る 髪の毛はまとまんないし 体育着忘れたし最悪だ あなたが疲れてるなら ...

YOUTH

教室の隅っこで バカなことばかり考えてた 重い瞼の裏側では 五限のチャイムが鳴る あと少しで届きそう ドーナツみたいな雲 全力で走ってみるけど 本当はまだ机の上 想像できない今はまだ ボーっとしながら空を見る 名前のない季節が来て 僕らが出会ったあの青の中で 分からないことばっかで 悩みすらも遠くへと 色んなことが過ぎて気づいた 僕らだけの地図はどこまでも続いていく 僕が今1番したい 事なんてわかるはずないでしょ? 号令の音で目が覚めて プリント写させてよ ...