Tag: 佳山明生

愛・酔いしれて

想い出残る この部屋を 明日私は 出てゆくわ 胸がセピアに 染まるまで 時間の流れに まかせ 何にも言わず うなずいて 飲ませてくれた あの夜に 恋が芽生えて 酔いしれた 遠いあの日の 出会い 外は氷雨から 雪に変わり 肩を抱くように 降り積もる 傘はいらない 今は一人 旅に出る 愛してくれた あの人を 今も信じて 生きている 強くなれたの 少しだけ 飲んで泣いてる 私 ボトルの隅に 書いてある あの日あなたの 名前見て そうよ二人で 行った店 今もともる 灯り 外は氷雨から 雪に変わり ...

愛終

過去になった女ですか あなたにとって私は 棄てられて傷ついた 想い出なんか 何になるのよ 今では 雪がたたくムチのように 背中を 泣けとばかりに 一人じっとみつめてる 冬の海 凍えそうよ 心も 愛しているのよ 別れた今も あなた恋しい あなた恋しい 恋しくて 忘れられる前に 忘れられる前に あなた あなたに逢いたい どこへ行ってどこで待てば 逢えると いうのでしょうか 教えてと叫ぶ声 ちぎれて消えて 夜汽車の笛 泣いている 信じているのよ 出逢える時を あなた恋しい あなた恋しい 恋しくて 忘れられる前に 忘れられる前に あなた あなたに逢いたい 愛しているのよ 別れた今も ...

遥かなる人生

木霊(こだま)が遊ぶ みどりの森に そっと 湧き出る 石清水(いわしみず) 汚(けが)れなく 煌(きら)めいて 流れ始める 遥かなる人生(みち) 振り向けば ほほえみかける 思い出 いくつもの出会い いくつかの別れ 愛することを 教えてくれた 過ぎた季節に届いてますか ありがとう 心が歌う ありがとう ありがとう あなたへ歌う ありがとう 豊かな河が 潤す大地 そっと 岸辺に 咲いた花 生かされて 生きている 未(いま)だ 半(なか)ばの 遥かなる人生(みち) いつまでも 変わらぬままに 追う夢 めぐり逢う奇跡 大切な絆 愛する人と 寄り添いながら 歩く明日(あした)へ届けて行こう ありがとう 心が歌う ありがとう ありがとう あなたへ歌う ありがとう ...

人生シネマ

通り過ぎた 想い出は 都会の波に 流されて いつの日にか つもりつもって 色あせる 二度とない ページをめくり 人生と言う名の 一冊の本に 彼は唄う 彼は唄う 愛と言う名の 物語り ひとり泣いた 想い出は あなたににてる 雲のよう どこへ行くの 流れ流れて 雨になる 傘もない 私の旅は 人生と言う名の シネマのように 彼は唄う 彼は唄う 愛と言う名の 物語り 二度とない ページをめくり 人生と言う名の 一冊の本に 彼は唄う 彼は唄う 愛と言う名の 物語り ...