Tag: 古墳シスターズ

バイバイ

こんなの簡単だぜ ほらバイバイ 僕でもできるぜ ほらバイバイ いつまででも元気でね 君と僕はバイバイ あわててもう一度目を閉じて続きを期待するけど いつも気まぐれな君のことさ またどこかに消えてしまった ええと、そうだ こんな感じだったっけな 君が口ずさんでいたのは たしか、こんな歌だったな いつもの曲がり角でバイバイ 見えなくなるまでバイバイ 天まで届け猫じゃらし 君と僕はバイバイ こんなの簡単だぜ ほらバイバイ 僕でもできるぜ ...

台風の目

遠くで光って大きな雨粒 落っこちて街は真っ白 大きな声で叫んでも 誰にも聞こえない ああ!!ああ!!ああ!!あああああ!! ああ!少し不安で少しワクワクしてる ここは 台風の目 束の間の夢 逆さまの空歩く長靴 世界中の時計 少しさぼって 今すぐ君に会いに行くから きっと大丈夫さ ああ!!ああ!!ああ!!あああああ!! ああ!少し不安で少しワクワクしてる ここは 台風の目 束の間の夢 逆さまの空歩く長靴 ...

どうかしてる!

息をする 100秒振りに 乱れた前髪も直さないまんま 誰にも気づかれないように トンネル抜けて明日へと向かう 妄想 無色透明な現実に 想像 より鮮明に色を着けるからさ やっぱどうかしてるね どうかしてるね 自慢なんだよ やっぱどうかしてるね どうかしてるね 君の番だぜ 小細工じゃ届かない 真面目では守れない 小綺麗な言葉では 本当の意味じゃない 隣の隣の隣の町に わかってくれる人もいるだろう 堂々 していりゃいいのさ へらへらと 想像 より素晴らしい世界が待っている ...

サマーゴースト

幽霊みたいな夏でした 大きな声で叫びたくて 何をしてでもなんとしても 一度だけでも触れてみたい 傘が無いから走っていく 傘が無いから走っていく 傘が無いから走っていく 傘が無いから走っていく 幽霊みたいな夏でした やりたいことも特になくて ただひたすらに扇風機と 向き合ったまま返事を待つ 傘が無いから走っていく 傘が無いから走っていく 傘が無いから走っていく 傘が無いから走っていく どこにも行けないよ 雨が降ってるから 風邪をひいちゃうよ それでも変わって変わって変わって ...

プチトマト

僕の育てるプチトマト 横には君のプチトマト 今年の夏には大きな赤い実を つけます それなのにきみときたら 遠くの町に引っ越した 花壇のすみっこには 風に揺れる忘れ物 夕焼け空の下 お行儀よく並んだまま りんりん らんらん いつまでも ふたりうたってる そんなところを僕は知らない そんな名前を僕は知らないよ 「電車に乗っちゃえば一日だよ」 なんて笑われてもね 僕の育てたプチトマト 横には君のプチトマト ...

それゆけ!はにわ号

サイドミラーで見送った 昨日の町はもう思い出さ 目指すははるか遠く海の向こう 君が照らす夜の向こう 最高速度90キロ めちゃくちゃな硬さの給油口 昔は出てたんだぜ冷暖房 手動で開く窓 後ろでクラクションが鳴ったって おばあちゃんの原付に抜かれたって 君は全然おかまいなし 安定の左車線 いつか君が飲み込んでしまった 僕のお気に入りのカセットテープ それから毎日君は飽きもせず 最後まで僕らに歌ってくれたね 君が照らしていたあの夜は はるか遠くここまで続いていた 雨の夜も 風の吹く夜も ...

東京大学理科三類

隣のお宅の息子さん 東大理IIIに行ったとさ 我が家の息子は不登校 就職できませんでした馬鹿野郎 明日は明日の風が吹くのだとお母さんが言ってました だけどお母さん僕なんかに本当に明日なんてあるのかな 東京大学理IIIに行きたいな 将来安定モテるし最高さ なんで古墳シスターズていうんだろう そろそろ夢なら覚めてくれ

ホラーマン

信じるものなどありゃしないね 失敗だらけ恥ずかしいね それでも君を守りたいよ いつだって僕は恋してる いつだって夢に見ている いつだっていつだって いつだって繋がる いつだって星は綺麗だね いつだって君を待ってる いつだっていつだって いつだって結ばれてる 信じるものなどありゃしないね 失敗だらけ恥ずかしいね それでも君を守りたいよ いつだって僕は恋してる いつだって夢に見ている いつだっていつだって いつだって繋がる いつだって星は綺麗だね いつだって君を待ってる ...

季節を待って

いくつになって理屈になった 日陰にうずくまり風を待つ 色が変わるまでは 荷物を背負って猫背になった 冷や水 昼下がり こじ開ける 報われなければ嘘だよな 君を後ろに乗せて あとは風任せだよ 雨を降らした雲は 今はもう遠くへ 風に立ち 見果てぬ海追 いかけて 振り返る 景色も今は置き去りに 季節を待って その季節を待って 許したい いたずらに傷を重ねて 間違えた 僕らはまだ 青い丘で 季節を待って その季節を待って 季節を待って その季節を待っているんだろう 遠くに行ってやっとわかった 光が薄暗い部屋に差す 波が揺れるように ...

窓辺の歌

どこか遠い場所まで ふわりと飛んだみたい 帰り道は知らない 僕は君のすべてを 忘れてしまうことが 怖くて不安になる ああひとりで ギターで歌を歌うんだぜ 寂しくて切なくて 夕暮れが掠めとった 輪郭をそっと埋めるよ 愛してる ほんとうさ 言えないとな ガラスも溶けるくらい 遥かな未来の話 愛しているとか それだけの歌だとしても ああひとりで ギターで歌を歌うんだぜ 寂しくて切なくて切なくて 夕暮れが掠めとった 輪郭をそっと埋めるよ ...

ハブ・ア・グッドナイト

ゆうべ考えた名台詞は すぐ側をとおりすぎた トラックに かき消されたし 予定じゃ改札の前で なかなかつないだ手を 離せないのは 君の役目だったのに いつもそうさ ひとりぼっちで 眺める窓辺じゃ 上手く手を離せるのになあ なんでだろ ひとりきりで歌ってる いつもの窓辺じゃ うまく手を振れるのになあ どこまでも暗い窓の向こう 今夜もひとりで 僕がうたうこの歌の正体が たとえばきみの幸せとか ...