Tag: 石垣優

明日

真夜中流れるドキュメンタリーを見て これまでの自分を 振り返る時もある 初めて親になった日 孫を抱いた日 すべてが奇跡的なことね 色んなことがあったから あなたらしさ 見つけてこれたじゃない? すぐそこに明日はあるから かすかな夢だっていつか 未来へと繋がるよ ああ まだまだ人生はこれから “満ちたアス” をきっとあなたなら 輝いていける 大切な人 守るためにずっと働いてきたね 自分を後回しに… これからはあなたのために あなたを生きて 選んだ道を信じてほしい 今日という日が終わる頃に 夕陽に染まった街を見渡せば すぐそこに明日はあるから かすかな夢だっていつか ...

陽のあたる場所

雨上がりの 駅のホーム 香る緑 湿った裾 揺らしながら ため息 ほろり hm 交差点 街灯を 抜けたその先で 待っていてくれるひと いつも迎えてくれるひと さぁ お家に帰ろう ひだまりに咲く 心温まる場所 ただいまとおかえり くり返そう 笑顔と愛がずっと続くように 段ボール 開きながら かける電話 ワンルームを包んでゆく 懐かしいにおい 仕事は順調かと 不器用な父の声 次はいつ会えるのと 優しい母の声がする さぁ お家に帰ろう そよ風踊る 心安らげる場所 ただいまとおかえり くり返そう ...

君がくれたもの

公園のベンチに座れば 夏のにおいがした 幸せだと ふと思えたよ 君がそばにいるから ひとりきりで 生きていた頃 こんな気持ち 知らずにいたの 君が教えてくれた 世界は輝きに満ちてる 空の青さや きらめく木漏れ日 風の歌 二度とない今を 瞳にやきつけて 朝、目覚めたとき 風がはこぶ風鈴の音 嬉しそうに耳をすませる 君が何より愛しい 思い出す… あの日、見上げた母の笑顔 あんな風に愛を伝えよう 青空に手を伸ばし 無邪気に笑う君の横顔 その目に映る 何気ない日々を守りたい 重ねていく日々 全てが奇跡だから 君と一緒にみつめる景色は どんなときも 宝物に思えるよ ひとつひとつの 愛しさを 抱きしめていこう 君が教えてくれた 世界は輝きに満ちてる 二度とない今を 瞳にやきつけて

あなたが変えた今日

ひとりだって 大丈夫と 強がり隠して 平気な顔をした 頑張ること それしかできないと そう思ってた 重たい荷物抱え 立ち止まる私に 微笑み 背を押してくれた人 その手が暖かくて 今日はきっと良い日になるから 無理に笑わなくてもいい 割れた心 結んでくれた あなたがいつも そばにいてくれるから 甘えること 苦手だった 誰かに迷惑かけたくはないから そんな私 笑い飛ばすあなたに かなわないなぁ それぞれ違う道を 歩んでいるけれど かけがえのない大切な人 優しさをありがとう ...

最後の恋

「日が長くなったね」 目を合わせて微笑む 窓からの陽射し浴び 二人 隣どうし 何度も 出逢いと別れ繰り返し 少し疲れてた でもあなたの前では 自然に笑えた 気付いたの これが 最後の恋だと ありのままで いられるのは あなたのそばだから 夕闇があなたの 影を隠すみたいに 心の奥 見えなくて 泣いた夜もあった 何度も ぶつかりそして仲直り 重ねてきたから 今 手を繋げるのね これからも きっと ...

つよがり

もう 行かなくちゃね 改札前 そっと手を離して ああ 溢れそうな 言葉たちは 胸に閉じ込めたまま 寂しそうな 顔みせたなら 優しいあなたは 迷ってしまうから 夢を追いかける瞳 その輝きを ずっと見ていた 誰よりも 信じてるの どこまでも行けるわ あなたなら さよなら 今日からひとり 私の道を 歩いてゆくの その先に いつかふたり また巡り逢う未来を 祈って ねぇ 覚えている? 沈む夕日眺め 話したこと あぁ 眩しかった 子どものように笑う その横顔が 大それた 夢物語 茶化さないでずっと 聞いてくれた人 ...