Tag: 空想委員会

全速力ガール

暗すぎる夜 進む道さえ 照らす灯りも 月の明かりも 何もない夜 見えるのは影 目を凝らしても 境目はない 遠すぎる朝 望む明日さえ 照らす日差しも 優しい風も 何もない朝 見えるのは影 目を凝らしても 境目はない 通り過ぎてきた 景色に浸り続けてる 僕を追い抜いた 彼女は全力だった 困らせた感情捨て去って 全速力で走る君を見てたらもう 全部どうでもよくなった 拗らせた才能振り切って 全速力で走る君は美しい光だ 誇らしい光だ 遠く 遠くまで届く 何もない日々 見えるのは影 目を凝らしても 境目はない 夢も見ない場所から すぐに連れ出して欲しい 願う声さえもう届きはしないだろうが 困らせた感情捨て去って ...

縋る蜃気楼

落ちない夕日差しこむ部屋で 見つめる先には 花びら散って隠れた君が 未だ見つからず 取り外した心持ち寄って どこに捨てようかと話し合う 燃やせるのかまた使えるのか 説明書を読んでも わかんない 音より強く光よりも強く 誰にも刺さる姿で描きたい 冷めない熱が奥の方に残った それがまだ消えないよ 昇る朝日をまた見るために 君にすがらせて カッコよく年も取れないのが 惨めさ募らす 取り外した心捨て去って 大人になったようなふりをして 自然に消えることはあるのか 説明書を読んでたら腐っていた 全力は出せたの? 言い訳はもうないの? 自分を嫌いなの? 答えはまた明日 腐ってる 音より強く光よりも強く 誰にも刺さる姿で描きたい 冷めない熱が奥の方に残った それがまだ消えないよ

愛しき地獄

ため息混じりの朝日 登る前から始まる まばらな灯り点る住宅地抜け いつも通りの車両の いつも通りの座席で 大して興味ないニュースにも相槌 いつまで続くのか 彼の日夢見た日々も あの日目指した僕も 遠く離れた別の世界に置き去り 思い描いた終焉に どうやら道は続いてない そうわかってる でももう引き返せない ため息混じりの夕日 沈む頃には抜け殻 まばらな灯り点る住宅地抜け 味の変わらぬ食事と 色のわからぬテレビで この世と繋がる 命綱を握る もし今この暮らしを捨て去って 全て御破算にして 新しい自分に変わって 生きていけるとしたら? 彼の日夢見た日々も あの日目指した僕も 遠く離れた別の世界のお話 思い描いた終焉は 常に上書きされていく そうわかってる ここはもう 愛しい地獄で 大切に 抱きしめたい天国 ...

トリガー

夜が更け 偽善者の化けの皮 削げ落ちて 残るのはホントだけ あなたへの想いだけ 嘘でできてる自分の奥に 隠し続けた キョウキに触れた あなたのそばにいてその手を握ったら 僕ら生まれ変わる これは定め 誰かの幸せと自分の幸せ 比べるまでもない 最後に笑いたい 大切に育ててる日常をなくしても 今以上望みたい 根拠なく期待だけ 乾きもなく 主張もない 脇役とはこれを機にバイバイ あなたのそばにいてその手を握ったら 左手の指輪は 役目終える あなたは被害者で 全部僕のせい 責められるのは僕 それでいい 壊して 全部消えたなら ゼロから始めよう 二人だけで あなたのそばにいてその手を握ったら 僕ら生まれ変わる 幸せ作ろう

Dodo

夜勤明けの体に朝日は眩しすぎる ガラスの破片みたい体に突き刺さる 通りがかり電気屋のテレビ映るあいつは 世界一の笑顔で世界から愛されて 夢なんていつまでも見られない 生きているそれだけで幸せだ そうだろう? 深く深く埋めたよ 捨てた自分が芽を出さぬように どんなに時が過ぎても 逃げた痛みが消えない 前からくる家族 子供抱いたお前は 世界一の笑顔で 家族から愛されて ゆく道を変えるのは負けなのか 生き方はそれぞれで幸せだ そうだろう? 深く深く埋めたよ 捨てた自分が芽を出さぬように どんなに時が過ぎても 逃げた痛みが消えない 飛べない鳥でも飛べる日は来るのか いつか風に乗れる日が来る 信じて今日まで 生きてはみたけど どんなに時が過ぎても 傷の痛みのせいで 羽も開かず どんなにどんなに願っても 逃げた自分は消えない ...

コイアイ

いつの間にか始まって いつの間にか終わってる 青い春はどこへいった? 噂話 人生に於いて一番いい時期はとうに過ぎてしまったらしい 朱い夏がすぐそこに 迎えにきたよ 心の奥でまだ燻り続けてる これはきっと春だ そうだ 感情揺れて 鼓動はまだ高鳴る とても目を逸らせない 抜けるような青空の色のままでいれる程 強くないし素直じゃない 消えぬ青はくすんでしまった それも愛しく思える 自分だけの色だ 朱い夏がすぐそこに 迎えにきても 悲しいことや悔しいことある度 涙が春に染み込んだ くすんだ青を何度も塗り重ねたら 僕だけのコイアイへと 心の奥でまだ燻り続けてよ 変わらないで 春よ 終わるな

大河の一滴

変わらない そう思ってた けれども 変わってく 鏡の向こう 一歩ずつ近づいてく物語の終わり 永遠ではないんだと寂しくなるよ ビルの隙間に吹いた 風に乗って雨が舞った どこかの地面に落ちて 海に還る なんだか 自分を見てるようだ 無意味で無力な僕は 流れに任せて 生きてるだけ 空っぽだ もがく日々 なんのためなの? 目先を 変えてみる 宇宙(そら)から見たら 一歩ずつ刻まれてく物語はきっと 永遠に続いてく流れの一つ ビルの隙間に吹いた 風に乗って雨が舞った どこかの地面に落ちて 海に還る なんだか 自分を見てるようで そんな感じの大きな 流れに任せて 生きてくのもいいのかな 一歩ずつ近づいてく 寂しくないよ ふと ビルの隙間に吹いた 風に乗って雨が舞った どこかの地面に落ちて 海に還る なんだか 自分を見てるようだ 背中押された気がした ...

1783

上司の口癖はいつも とりあえずやってみろよ 後のことはひとまず 気にしなくていいから 後輩の尻拭いさえも 給料に含まれてる 全力で振ってみなきゃ なんにも見えぬ グラス傾けながら 笑い飛ばした僕の不安 目の前の靄は消え去り もう光が差してきた どうもありがとう 救われました 軽い口調で サラリと見せてる 希望の明日に 力は抜けて 進む勇気が湧いた 上司になった私にも いつかきっと来るだろう 同じように悩める 部下に言葉を掛ける 後輩の尻拭いなんて 引き受けられるほどの 余裕がない事実に 焦っている 同じセリフを言って 笑い飛ばせたらいいのに まだあんな風になれない もう時間が迫ってる どうもありがとう 救われました そんな台詞言われてみたいけど 希望の明日を見せてあげたい 背中押したい どうもありがとう 目標ができた 軽い口調だけど重みが違う ...

Re:gain

そろそろ始めようぜ 準備はいいかい? 心のフェーダー上げて 高まるこの熱が 響き渡る よい夢見せてあげる

ラブソングゾンビ

シャツの袖に腕を通すのも楽しい 想い さらに昨日の夜より増したろう 生きるための希望見つけた この高鳴りどうすりゃいいの? 言葉にして伝えたいけど 適切な文句がわからん こんな時にぴったりな曲と出会えた奇跡 僕の気持ちを的確な言葉で歌えるの? そっと流したよ 誰もが知るような 始まる恋の歌を 感情ぼやかした 靄は全て晴れ 驚くほどにうまく笑えたよ シャツの袖に腕を通すのも重労働 これでもまだ昨日の夜よりマシだろう 生きるための希望失くした 今日これからどうすりゃいいの? 相手があっての恋だから 失恋も仕方ないが 流したよ 誰もが知るような 終わる恋の歌を 感情堰き止めた ものはすぐに溶け 驚くほどにうまく泣けてきた 昂りすぎ故に 整理できない心 少しの冷静さを加えて 彩りも添えていた ずっと流すから 誰もが知るような 平凡な恋の歌を また恋をして 歌で蘇り 僕の恋とラブソングは 止まない

will

夜が来るのが怖くて 残り何回なのかな 明日明日と先へ伸ばす そして終わるときはいつになるのかな? 君にずっと言いたかったことがまだ残っているんだよ 照れ臭くて言えないまま終わりなんてのは避けたいよな 朝が来るのが嬉しくて 残り何回なのかな 明日明日と先へ伸ばす そして終わるときは何を思うかな? 君とずっとやりたかったことがまだ残っているんだよ 照れ臭くてできないまま終わりなんてのは避けたいよな 今 会いたい

積み木遊び

今日誕生日 また一つ歳をとり あなたが僕 生んだ歳に並んだ アルバムには懐かしい記憶たち いつも僕を導いてくれたよね 高く積み上げたら 見て欲しかった積み木を 喜ぶ姿が 支えになった 当たり前じゃないことが やっと少しわかったよ どんなに 感謝してもし切れない 終わりはいつか来るけど 寂しさ感じるのはまだ 笑顔で居られるように 喧嘩もしたね 煩わしく思う日も いつも僕の言葉が足りなかった 成功できた姿を見せたかった 驚かせて 喜んで欲しかっただけ 変わらないでそばにいて 積み上げてく幸せを いつでも 見て欲しい 当たり前にそばにいて 当たり前に続いていく毎日で 見せれるだけ見せたいな 長生きして 元気で 積み上げてく積み木たち 見ててよ それこそが喜び