さよならが加速していく
こぼれ落ちたものは床に落ちて弾け飛んだ また気づかないで僕らは知らず失ってしまいそうだ 眠れもしないで 僕は今日も 同じような朝を迎える 足りない体温だと まだ夜に浸っていたいと思う 忘れたくないものは 泡のように消えてしまう 曖昧な日々の記憶 また僕らはすれ違った このままじゃ 僕ら 何か足りないままで さよなら 何が足りない? 風にゆらり 行き着く先 わからないまま僕らは 形のないものがそっと導いて 歩く さよならが加速していく 弾けて消えて空虚に混ざる 泣かないよ 俯かないよ 七色に舞って綺麗に消えていく 歩き慣れた狭い公園 ゼロに近づいた距離も ...