Tag: 遣ノ雨

endless sleep

I don't want to wake up from sleep Nobody ignores me in my dreams The awakened world is nothing more ...

Re:m

声を聞かせて 優しく僕の名前を呼んで 強く手を握って 離れてしまわないように 君の長い髪が揺れ 香るだけでも愛しくて いつも抱きしめて伝えるんだ この胸につまった思いを すれ違っても 僕を信じて 側に居られればいいから 覚えてる?あの日の写真は 今も青く青く鮮やかなまま 覚えてる?君が手を引いて 2人遠く遠くどこか行きたいって 泣きだしてしまったこと 君が横で眠る 静かに頬を撫でる 君を守りたい 強く思うほど切なくなってく 覚えてる?あの日の写真は 今も青く青く鮮やかなまま 聞こえてる?別の何処かへ 2人遠く遠くへ行こう だからもう一度目を覚まして 覚えてる?あの日と同じ ...

欠けた冬

いつも側にあった温度 頬に感じていた吐息も もうこの部屋のどこにもない いつにも増して指が冷える 柔らかい風感じながら 手を取り合って未来を語る 「寒くなったらどこへ行こうか」 あなたとならどこでもよかった あぁ、あんなにも飽きもせずに傷をつけて 傷つけたことに自分を責め続け あぁ、繰り返して突き放して傷がついて 取り戻せなくなるなんて思いもせず あぁ、あんなにも飽きもせずに愛し合って ささやかな幸せだけで良かった あぁ、その声がその匂いがその全てが 雪のように愛しく降り注いでく どの季節もあなたといれば鮮やかで この冬も色づくと思ってた 夜明けの空 曇った空も 見慣れているはずの景色 ...

最終列車

今日最後の列車を見送る 花びらを纏いながら消えていく 行き先は君が居るあの街 もう帰れない遠い春の記憶 最後の会話 唇噛んで 声を上擦らせて 桜が舞う中「またね」と笑い手を振った 「また」会えるという 約束など無いのに 君にさよならを言う勇気もなかったあの季節を想う 雨に濡れて 風にさらされて 零れ落ちて また次の春に。 そんなふうに強くなれたらなんて 散りゆく花びらを羨む ごめんねさえ最後でも言えない意気地なし 桜が舞う中「またね」と笑い手を振った 「また」会えるという 約束など無いのに 君にさよならを言う勇気もなかったあの季節を想う また最終列車を見送る 切なさに胸を痛める あの日君はどんな、どんな思いで笑っていたの? 桜が舞う中「またね」と笑って手を振った ...