Tag: Carnival

夜に生まれたお姫様

蓮の葉に乗せて目を閉じて 王子様のキスを待つ 雨に濡れた冷たい肌は 君に抱えを取る 浮かんでいる 歌を歌う 王子様を気づかせる 抱きている 冷たい肌は温度があげらなかった 貫かさせない月明かり夜に ガラスの靴を落している 真夜中に鐘が響き続いてた サヨナラは 夜に生まれたお姫様 『朝が来ないで』とお願い どうか 晩餐のデザートはまだ出さないから 靴を隠してもう行かないで 幻想にされましたお姫様 もう朝だから早く目覚めなきゃ もうすぐ消えていくこの体温さ 今日はプレートに何も一ついなかった 浮かんでいて 歌を歌て 王子様に気づかれず 雨に濡れた冷たい肌は温度があげらなかった 貫かさせない月明かり夜に ガラスの靴を落している 真夜中に鐘が響き続いてた サヨナラは 雨に連れて生まれた醜いカエルなんだ お姫様になってる夢見ていた 夜に生まれたお姫様 『朝が来ないで』とお願い どうか ...

八月に紛れて

雨上がりの 群青を切り取った 水溜まりを 僕は蹴り上げた 子供みたいで 曇りのままだった君は 顔をほころばせた 一歩 揺らぐ姿 一行 募る雲の影を 振りほどいて振り向いて叫んだ ああ この駆け出し靡かし波立つ風に吹かれ 零れ落ちる透明な昨日を そっと拾い上げ 突き刺し浮き立ち広がる鼓動も 焦れったさも 俯いた頬に差す夕焼けの 映る水面のせいにして ...

好きだけど嫌い

「久しぶり」って あの日送ったメッセージ 思いをわかったつもりで 「分かり合える?」と思って 好き?そうでもない 騒がしくて明るい街 なぜ君がまだ来ない理由を ただ探し続けている ああ 大嫌だ私 そう言ってる 今日も 携帯の画面にぼうっとしてる 君の心の中に 永遠にいたい でもなんか離れていった もうすこしだけでいい 抱きしめて 今日も夢で君と話したい 涙が出そう この真夜中に ただ ただ 一人ぼっちでいて もうすこしだけでいい キスをして 今日も思い出に笑い合った いつの間にか 返信が来てた 結局平行線に戻ってしまった ...

Front Line

赤い花が揺れている 眩しかった君の笑顔と 同じ空の下 記憶の中 両手で花を真っ赤に染める 君も、今 あの日に望んでいたこと 傷跡を残したこと 間違いは何処から生えた 全てを埃になってしまう 舞い上がる雪が揺らぐ 溢れる泣きになる 目の前で 息が止められるよう 何処かへ行くだろう 踏み出してその手を伸ばして 夜更けが来る the earth into ...

もう一度愛している

街に出た君 緑の瞳 キラキラしていた 人混みの中 黒檀の髪 ライラックの香り 匂いがずっとしていた 記憶の中 ああ 唇はワガママでキミに刻んでいた でも君が永遠に生きていることをしまい さあ 踊りましょう 指が纏めている 百年の前に僕たち出会ったみたいに 柔らかいキスが脈に深く噛みつく もう一度愛してる 花束でいる ベンチに座ってた ひかりに染めていく 木漏れ日の中 ああ 唇はワガママでキミを独占した でも君が愛する人 その人は僕じゃない さあ 踊りましょう 手と手を握っている 百年の前に僕たちを抱かれて 眩しいキスをまだ浴びているの 青い月の夜へ ...

白砂

砂だらけの日々 眩しい日差しが裸の頬を刺す 初めに目開けて ただ指先がやんわりと抱き起こす 鏡の中 私には誰だ 教えて 君が言った言葉 囁いてくれるまま 「自由に生きていく、幸せ、誰よりも」 出会えることの前に 私を祈り続けてやっているけど その手すべて壊して この目壊れて いつか解き放していく 心が完全に破滅しちゃた どうやって直してくれるの たとえ体壊れて 忘れられないで 生まれ変わるのは愛だけ 誰にも要らない また一人きりに それが本心の願い? 残された破片 握りしめてて 月を駆け抜ける その目に映してた僕に教えて 何模様はずか 分かってくれるか 裂ける声叫んで 誰かにもなれらない 出会えることの前に 私を祈り続けてやっているけど その手すべて壊して この目壊れて ...