Tag: DeNeel

導火

滴る汗と日差しで閉じた目 映し出したのはあなたとの約束 意志を紡いだ導火線に火をつけたら 今より強く高く翔べる 恐れを知って哀を知って進むなら 己の全て捧げ旗を上げろ 掠れた声を何度も張りあげてよ 希望を決意を抱いて 悲しみにはきっと希望はないでも 悲しみを糧に人は強くなれる 動き出した運命の歯車は あがいてもがいて壊せばいい その目がずっと胸がずっと覚えてる 熱に浮かされた瞬間の感覚を 第六感研ぎ澄まして駆け抜けろよ 繋いだ光を胸に 他人は描いた理想像を 空想だと絵空事だと笑うだろう 何度覚ましても繰り返す不安を 覆い隠すほどに命激しく燃やせ ...

ブラックアウト

平気な顔をして 人は裏切ってくでしょう そういった私も この世界には染まっているわ 恋をしているのかわからない あなたのことも私も ぶっ叩いて壊して すぐblackout 「あーもっと上手く生きれたら」 そんな言葉借り また割って 狂気乱舞劣等感 踊るHit Night思考回路 ぐるぐる空回り サディスティックな毒 溺れたいもっと 最後ばかりが気になって 結果今が不安になる でも善処したって変わりはしなくて ...

DOLL

型の前に 並べられた 瓶の中に美しい液 白い服の男は言った それはすべて見せかけの液体だ 流し込まれ 固められて プレスされて 出来上がった それはまるで それはまるで 等しさへの皮肉のようだ 扉を開いたら 明かりは一握り 一瞬の勝負 今じゃなく先を見ろ 点線で書いた ルールはなぞらない 現実は今 目の前に転がる 手に握った 出来上がりを 俺はずっと見つめていた 目があってドキッとして 手から離して蹴り捨ててやったんだ それを何度、繰り返したか わからないぜ わからないぜ バランスを取ることに終始する余裕はないんだ 気味が悪いぜ ...

レイン

永遠の誓いは 朝焼けとともに消えた 下がる体温と鈍い音がする鼓動 離れてから浮かぶ お決まりのフレーズが巡る 永遠などないと絶対などないと 擦り切れそうな時、僕らは気付く 一人一つの幸せは互いに分け合って もう戻らない 形の歪な僕たちの別れ道に降り止むレイン 夢の中走って 駆け巡る記憶のドラマ さよならのシーンで 目を覚ますと僕は独り きっとこれが正解なんだろう分かってる 何もかも遅くて 擦り切れた針はもう戻らないんだろ あなたとの歌 もう二度と聞こえてこないのに 描いた明日は来ないけど 心にいつだって感じられる ...