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i (弾き語り ver.)

i 私はどこへいってしまったの 雨上がりに 触れたの 君に 綻ぶ 挙動 身体中の細胞が 蒸発して戻らない 君だけになる世界 泣きたいほど好きなのに 君を前に嘘つきだ なんでもないフリなんかして またね、と音が鳴る 愛 記憶を消して 叶わないのなら このまま 誰に気付かれることもなく 反射 ...

君は紛れもなくあの夏だった (弾き語り ver.)

はじめてだった 君を好きになって 君が夏そのものになった 触れたくなって あの日走り出した 君は紛れもなくあの夏だった 蝉の声を聴いても 海の風に吹かれても 僕の心にはただ、君がいる 色鮮やかにさ それは綺麗にさ 花弁を散らしているんだよ 君と見るはずだったあの花火 泣けばいいのかも もう分からなくなったけど 履きなれた靴を見下ろす僕を 湿った夕陽だけが満たして 消えそうだ 裸になって 全てさらけ出して 君は夏の逆光に染まって ...

春なんて

「またね」っていう君の言葉を まだ忘れられずにいる 優しい嘘なはずないでしょう 迷惑でとても厄介でした 君は今も私だけを寒空に置いて 小さな春に連れて行かれてしまったまま 色付いた木々に昨年は さして興味も無かった 今年は君と見たいなんて 欲張りなのは春のせいにさせて 君はいつもそのままでいいと教えてくれた 揺るがない私にとっての四季だ 嫌わないでよ 好きになってよ 臆病という病いに侵された 私空回りしてばっかで 桜がこんな 綺麗なことも 儚いことも 君が全部気付かせてくれたのに ...