Tag: Kitri

Sigh Sigh

誰もいない街 風 窓 影 雪 冷たい路地裏 壁 雲 息 月 光らぬ海のほとり 船 針 霧 閉ざされた森の奥 雨 木々 鳥 眠りから覚めた 花 蝶 声 肌 情 生まれるいのち 言葉 恵み 笑顔 希望 歌う 歩く 芽吹く 香る 孤独 涙 痛み 憂い 始め 終わり つづく 刻々と進む時を彷徨い 見知らぬ運命を知る 四季折々思いがけない日が 待ち受けているだろう 私を探しに ...

ココロネ

吹き抜ける風なら 行先を知っているだろうか 名前のない出会いの つづきを 明日を 運命を 胸に耳を当てて ありえない鼓動の音がする どこにも載ってない感情 甘くて 苦くて 正体は? 何気ないことから 深読みしてみたりね 付かず離れずはもう今日まて゛ きっと誰も知らないその笑顔 見つけてしまったから 代わる代わる人の中 君が光を放っていたの めぐるめぐる季節にも ずっと変わらないココロネ 曇り時々雨 自問自答を繰り返す日々 はじまりそうな第2章 ...

透明な

初夏にて 重なる呼吸 さらさら気まぐれ叢雨のよう 今また誰かを待ち焦がれてみるの 霧が晴れた頃 背筋を伸ばして この世界に生まれたこと 終わりのない愛があること たった一人の君に贈りたい 透明な風と歌を 時折 夢見るむかし 僅かな孤独を包む言葉 再び貰ったら無邪気に笑うよ 青空の途中 この手を伸ばして 震えていた心を今抱きしめた この世界に生まれたこと 終わりのない愛があること たった 一人の君に贈りたい 透明な風と歌を LaLaLa…

左耳にメロディー

通勤電車 月曜8:00 ドアの近く スーツのあの人 あくびしながら左に立った イヤフォンつけて再生ボタン押した かすかに聴こえる 心臓が高鳴る Tempo=100 イントロダクション リズミカル ウィスパーボイス ワンコーラス リフレイン もしかして あの歌ですか? 運命のナンバーだ 見つけた 通勤電車 今日は火曜日 右のボブの子 毎日会うな 窓越しに目と目が合った 思わず逸らしてイヤフォン取り出した 次の駅で降りるって分かっているんだけど 隣から馴染みのメロディー 流れたバラード ...

悲しみの秒針

昨日までは美しいと思っていた 街の明かりが眩しすぎる気がした あれは間違いなくあの人色の瞳 ほんのわずかな誤差で目が眩む 怖いもの見たさでいつもの席へ 鋼の心で立ち向かえる気がした あれは間違いなく君とあの人の声 動いていたはずの時計が止まる 時間になったらゆく 乗りたいバスが来ない 泣いてはいないけど 雨のせいで濡れる袖 時を巻き戻すことができるのならば 知らないふりをしつづけるかもなんて 頭の中の物語だけが進んで 何も手につかない ひとり 時間になったらゆく まだ帰るには早い 泣いてはいないけど 雨のせいで濡れる袖

実りの唄

真夏の太陽なら 燃やして心を 感じるまま さびしい秋の夜は あの人想って 泣いてみるよ やがて実る 種をまいて 目覚める 明日は実る 種をまいて 眠ろう 厳しい寒さの日も 温め続けて 春風待とう 春めく木々は見てる 出会いと別れの先の光 やがて実る 種をまいて 目覚める 明日は実る 種をまいて 眠ろう やがて実る 種をまいて 目覚める 明日は実る 種をまいて 眠ろう

踊る踊る夜

真夜中 ひとりきりのアトリエ 黒い油彩 尖った絵筆 屋根裏部屋 アンティークの林檎 散らばったクレヨンも みんなみんな 目を覚まして 禁断と分かっててかじったんだ 感情 もって誕生 かっこ代償 きっとケセラセラ 愛情 ずっと最上 よって最高 踊る踊る夜 フェルメール ボス ゴッホ セザンヌ モネ マネ ドガ スーラ la... カラヴァッジョ ピサロ マティス クリムト ドラクロワ wa... 濁った水 古い木枠 床にばら撒いているチューリップ みんなみんな ここに集い 楽園追われて去る運命だ 心臓 そっと振動 ちょっと感動 やっとユートピア 解放 じっと待望 欲した思想 踊る踊る夜 時計の針は午前2時 もうすぐ眠りにつく頃 誰にも知られてはいけない夜 踊る踊る夜

シンパシー

窓際で見る午後の夢 なぜか教室には二人きりで 香る髪 伏せた睫毛も ななめ45度からひとりじめ 汗がにじみ出る15時 これは暑さか夏の仕業か手を伸ばせば届きそうな 約1m先がまだ遠い クールな人?優しい人? 秘密は守るタイプ? イメージだけで決めつけることはご法度 仲良くなりたいか否か頭で考える前に 話しかけてみましょう ああ 勘違いだっていいのいいの 本物のシンパシー 二人 今日は 特別なことがきっときっと 起こりそうな予感 夏のドラマ チャイムで起きた16時 これは気のせい? 君と目が合って 赤い頬 しなやかな指 捗らない宿題 君のせい ...

ヒカレイノチ

昨日まで泣いていたことなんて 誰ひとり知らずに世界は回る 信号は青 平気な顔でまた歩いていくんだ ほんとは臆病な自分のこと 誰ひとり知らずにまた朝が来る 平気な顔で いつもの電車に乗る 遠く見つめるあの子も 微笑んでる誰かも 嬉しいこと悲しいこと 全部身体に受けて 風のように吹き抜けるんだろう ヒカレイノチ 胸の奥でさけぶ どんなにくじけそうな時も 空が綺麗だとか 優しい言葉 それで進めた ヒカレミライ 聞こえるまでさけぶ どこへと向かうわけでもなく 今日の君に会うために ...