Tag: Official髭男dism

日常

はしゃぎすぎた週末のシワ寄せならばまだ良いのに 変わり映えない 外れない 心に付いた足枷 先の見えない夜の帰り道 「明日なんてなきゃ良いのに」 今何て言った? あぁ、確かめなきゃ良かった そんな時震えたポケットから 見慣れた文字が光る その通知ひとつで全てを救い得るあなたの間の良さに しんどいなぁなんて思ってんのバレてるみたいだ ノルマ以下か以上か 日常は今日も計られる スーツでもスウェットでもそれは同じみたいだ 変わりないか元気か あなたは今日も気にかける 良い日でも悪い日でもそれも同じみたいだ 凹み過ぎたどん底の最果てよりはまだ良いのに そう思えない 割り切れない 心に出来た肌荒れ 塗りたくった細やかな幸せ どれも効かなくて 潰せもせずに赤く大きく 時間と共に酷くなってく 解決策はいくつかある事 分かってても踏み出せない ホメオスタシスの7文字に容易く躓いてる心じゃもう しんどいなぁなんて嘆いたって迷惑みたいだ 何をどうしたいのか 自分の事を推し測る 辛いとか辞めたいとかそれも日によるみたいだ ...

Chessboard

チェスボードみたいなこの世界へ僕らは ルールもないままに生まれてきた 幸せと悲しみの市松模様 そのどこかで息をする 王様もいないこの盤上で僕らは どんな役を与えられたんだろうか? 行ける場所 行けない場所 目指すべき場所 知らないままで息をする 不意に誰か隣に来て 風が吹けば離れ離れ 繰り返す不時着の数だけ増えるメモリー 振り返れば優しく揺れる猫じゃらし 白も黒も関係なく芽生えた 穂先で心をくすぐりながら 枯れることなく伸びている チェスボードみたいなこの世界で僕らは いつしか地に足がつき始めた 行く場所 行かない場所 帰るべき場所 自分で決めて歩いていく 綿毛みたいに風に任せ 飛べた頃を羨むけど 空中からじゃ見落とすような小さな1マス そこであなたに会えたんだ ゲームは続いてく このフィールドで今度はどんな事が待ち受けているのだろう? 一歩づつ大切に種を蒔きながら… 大きな歩幅で ひとっ飛びのナイトやクイーン みたいになれる日ばかりじゃない からこそ躓いた 進めずに引き返した そんな日にも芽生えてる あなたの足元から 足跡から 繰り返しも迷いも後悔も旅立ちも全て ...

Nittobonoushi

Yoru to hikari ga irodoru michi wa Hitori de aruku ni wa tsumetasugita Yukikau hito no koe ni tsurarete Omoide ...

ホワイトノイズ

街を切り裂くような排気音が 足元で唸っている 猛スピードで進む 消えたテールランプの在り処 探して真っ直ぐに 闇をスクラップにする強さで ひた走る道路にはもう 街灯さえないけれど きっとヘッドライトひとつあれば 何も要らないな 瓦礫の下に埋もれた弱虫の声は いくら耳すましても聞こえやしないさ 追いかけてくる後悔が視界を塞ぐ前に 追いついた未来の端っこで何度も あなたを救い出すよ 不意に記憶がブレーキをかけた 舌打ちの矛先は 覗き込むミラーの向こう 自分の意気地無さに気づいている 時間などないのに 瓦礫の下から漏れた弱虫の声は いくら耳塞いでも痛いほど響いてた あの日誓ったリベンジを忘れてたまるかと 震えた心が今もうるさいほど その名前を叫んでる ヒーローぶって笑っていた あなたの両頬を 拭うまで止まらない ああそうさ あの夜から あなたを迎えに来たんだ 何度しくじろうとも ヒーローぶって笑っていた あなたの絶望を 抱き締めるまで負けない ...

破顔 (Hagan)

帰り道のライト 何らかの合図を 無機質に放つビルたちの 名前は知らんよ でもありがとう 開いてく心の搬入口暖かな窓 カーテンの奥を 推し量ることは野暮だけど 幸せ願うよ 暮らしのサインを くれた顔も知らぬ仲間たちあなたが居るなら人生は今日も平和だ到底僕じゃ払えもしないような 深い闇さえもぼやかしてしまう 街の誰そ彼の人生の 無数の美しさに途方に暮れる ため息をつくと 止めてよってちょっと 叱ってくるおかしな奴がいる 言葉ではないよ 点滅のレッド 泳ぐ四輪二輪魚の群れ眺めてた僕の荷物は笑みへと変わった到底ひとりじゃ作れもしないような 愛着の湧くシワのひとつひとつ 君のあなたのお前たちの その頼もしさに途方に暮れる消えてくライト 静けさと共に 灯り出すライト 代わる代わる 訪れる夜を 生き抜くための大事な光を 宿してる誰も 届いてるちゃんと ちゃんと ちゃんと到底僕じゃ払えもしないような 深い闇さえもぼやかしてしまう 街の誰そ彼の人生の 無数の美しさに途方に暮れるきっと僕らは受け取ってしまう 色んな恐怖も色んな悲しみも それを背負ったもの同士だからこそ 互いを照らし合っては笑う全てのライト おやすみありがとう 届いてるちゃんと ちゃんと

Choral A

「つまんねぇと嘆いたら 誰かが心を乾かしてる」 冷えたグラス持った友人が 疲れを浮かべ今日もつぶやく「もうやめにしよっか」「まだやれそうさ」 いつかの子どもらの夏が浮かび消える街を過ぎた雨と それを待ってたような綿毛が 風に飛ばされ運ばれて 今、たどり着いたひとひら 「きっとここで会えた意味がある」と 言ってるみたいに囁くよ 「こたえておくれ」と ふとした時に顔を出す後悔 目では見えやしないけど それは涙や笑みに寄り添って 離れぬように語り出すいつか思い出して ひとつ数えて 何度もここで待ってるから胸の宵かがりは 黒い髪を縛ったあなたが 古い写真機に閉じ込めたままで誰にも見せてないけど 次に開く時は声に出して 小さい靴を指差して「もうやめにしようか」「まだやれそうさ」 何度も同じような夜 でもその声が繋いでいるんだ 迎えに行かなくちゃな この想いを忘れないようにしないとな街を過ぎた雨とそれを待ってたような綿毛が 風に飛ばされ運ばれて 今、たどり着いたひとひら 「きっとここで会えた意味がある」と 言ってるみたいに囁くよ 「こたえておくれ」と

Choral A

「つまんねぇと嘆いたら 誰かが心を乾かしてる」 冷えたグラス持った友人が 疲れを浮かべ今日もつぶやく 「もうやめにしよっか」「まだやれそうさ」 いつかの子どもらの夏が浮かび消える 街を過ぎた雨と それを待ってたような綿毛が 風に飛ばされ運ばれて 今、たどり着いたひとひら 「きっとここで会えた意味がある」と 言ってるみたいに囁くよ 「こたえておくれ」と ふとした時に顔を出す後悔 目では見えやしないけど それは涙や笑みに寄り添って 離れぬように語り出す いつか思い出して ひとつ数えて 何度もここで待ってるから 胸の宵かがりは 黒い髪を縛ったあなたが 古い写真機に閉じ込めたままで誰にも見せてないけど 次に開く時は声に出して 小さい靴を指差して 「もうやめにしようか」「まだやれそうさ」 何度も同じような夜 でもその声が繋いでいるんだ 迎えに行かなくちゃな この想いを忘れないようにしないとな 街を過ぎた雨とそれを待ってたような綿毛が 風に飛ばされ運ばれて 今、たどり着いたひとひら ...

破顔

帰り道のライト 何らかの合図を 無機質に放つビルたちの 名前は知らんよ でもありがとう 開いてく心の搬入口 暖かな窓 カーテンの奥を 推し量ることは野暮だけど 幸せ願うよ 暮らしのサインを くれた顔も知らぬ仲間たち あなたが居るなら人生は今日も平和だ 到底僕じゃ払えもしないような 深い闇さえもぼやかしてしまう 街の誰そ彼の人生の 無数の美しさに途方に暮れる ため息をつくと 止めてよってちょっと 叱ってくるおかしな奴がいる 言葉ではないよ 点滅のレッド 泳ぐ四輪二輪魚の群れ 眺めてた僕の荷物は笑みへと変わった 到底ひとりじゃ作れもしないような 愛着の湧くシワのひとつひとつ 君のあなたのお前たちの その頼もしさに途方に暮れる 消えてくライト 静けさと共に 灯り出すライト 代わる代わる 訪れる夜を 生き抜くための大事な光を 宿してる誰も 届いてるちゃんと ちゃんと ちゃんと 到底僕じゃ払えもしないような 深い闇さえもぼやかしてしまう 街の誰そ彼の人生の 無数の美しさに途方に暮れる きっと僕らは受け取ってしまう 色んな恐怖も色んな悲しみも それを背負ったもの同士だからこそ 互いを照らし合っては笑う 全てのライト おやすみありがとう 届いてるちゃんと ちゃんと

ミックスナッツ

袋に詰められたナッツのような世間では 誰もがそれぞれ出会った誰かと寄り添い合ってる そこに紛れ込んだ僕らはピーナッツみたいに 木の実のフリしながら 微笑み浮かべる 幸せのテンプレートの上 文字通り絵に描いたうわべの裏 テーブルを囲み手を合わすその時さえ ありのままでは居られないまま 隠し事だらけ 継ぎ接ぎだらけのHome, you know? 噛み砕いても無くならない 本音が歯に挟まったまま 不安だらけ 成り行き任せのLife, and I know 仮初めまみれの日常だけど ここに僕が居て あなたが居る この真実だけでもう 胃がもたれてゆく 化けの皮剥がれた一粒のピーナッツみたいに 世間から一瞬で弾かれてしまう そんな時こそ 曲がりなりで良かったらそばに居させて 共に煎られ 揺られ 踏まれても 割れない殻みたいになるから ...

Anarchy

耳障りな演説が 頭の中で響いてる がなるスピーカー垂れ流した 自己嫌悪と葛藤のリピート 「あの頃に戻りたいな」 それ以外に何かないのか? 不平不満は時限爆弾 秒読みを止める名言など持っちゃいない 抜け出せ 悪循環の根強い重力を 鍵付きの部屋の中で下品なポーズ どうかしてる どうかしてる 浮き足立った心が煙を上げる リーダーも英雄も信じるまいと怒れる暴徒の眼光 感情の大乱闘 治安の悪さと猿の徹夜は続く どうかしてる 度を超してる 解りますか? 何の価値もない夜更け 非の打ち所ひとつない 人生なんて歩んじゃない 不謹慎な言葉を日夜 きつめのネクタイで抑えたヴィラン 躾のない自由はない 秩序の加護に飼われて 誇りを持った清き偽善者 傷つけたくないけど何かを噛んでいたい 抜け出せ この集団の根強い重力を 捨てられない粗大なイライラが爆ぜる 何にもない誰も居ない じゃなきゃ怒れない 笑わないで 指を差さないで 理性の半分ない間しか狂えない ...

Editorial

伝えたい だけど語れない ずっとこの気持ちの正体を 僕は探してる だけどよそ見ばっかしている そっちの方が幸せだから 飾らない だけど嘘くさい ずっとこの矛盾の正体が心を塞いでる だけど不自由さえ楽しんでる そっちの方が愛おしいから 疲れが染み込んだ靴下 スニーカー そんな足跡もちゃんと残っている 伝えたい だけど語れない そんなこの気持ちの後先を ここにだけ書き記す だけど上手く書けず喜んでる そっちの方が幸せだから 朝日が来るように至極当然なことにも 溢れている 隠れている 思いを形にしたんだ あなたにも受け取ってほしくて

フィラメント

明け方の空 カーテン越しに昇り行く陽がやけに眩しくて 起床を告げた 一度目の音に顔を背け瞳をつむった 二度目の夢で 誰かが言った「あの日の誓いはどこへやった」 曇ってた視界が少しずつ晴れた そこに在ったのは巨大なパズルで それを夢中で組み立てる僕が居た 明日へ向かう 脇目も振らず 立ち止まることなく その姿 放ち出した熱に飛び起きたんだ 履き古した靴の紐を 解けないように固く結んで行こう さあ来た道にまた戻るより 進むがいい 幼い頃に身につけていた 好奇心があったはずなのに 散らかる部屋のどこかしらに 飲み込まれて出てこなくなった パズルのピース 正解の場所 人の顔色ばかり覗き見て 間違えることさえ出来なくなっていた 誰もがいつしか 叱られ悩んで 今でもまだきっと 未完成の最中 明日へ向かう 脇目も振らず 立ち止まることなく その姿 目的地は遠く 水平線の向こう ガソリンのない車のように 途方に暮れていた自分の胸にも まだ燃えてる 君がくれた熱で 進むがいい その光はもう見えてきただろう 笑えばいい ...

Shower

曇った窓に指をはしらせて 雑な似顔絵を描き合った思い出などない 似ても似つかないとケチをつけ 消してもちゃんと残った名画を笑えただろうにな 困ったことに月日は流れて 周りを取り巻く環境は随分と大人びた 駄菓子やテレビゲームなんてなくても 生きられるような人になんてそうなれるはずないのに 春の夜風の冷たさのどさくさに紛れて 肩が触れてからのことを鮮明に覚えている まるでシャワーのように幸せを浴びせ合ってた あの頃はどうだった? 今は良くも悪くも落ち着きってものを備えながらここまで来たけど シャワーの後にバスタブの中で立ち上る湯気のようにほら いつだって僕らはお互いの顔を赤らめることが出来るはずなんだ そう信じてやまない 曇った窓を晴らし走る車 電車に揺られた二人の背中を追い越した 昔住んでた部屋の前をうっかり通った時に灯った電気にスピードを落とした 6畳のワンルーム でも壁はそこそこ厚く 近くに手頃なスーパーがあって買い物に困らず コンビニだけは遠く 違う、駅もやっぱり遠く 帰り道に始まる夕飯のおかずウォーズ あまりにもマジックアワーと呼ぶことは容易かったし 多分正しいのかな だけど過去のままごとと比類ないくらいの幸せが今も降り注いでる ...

みどりの雨避け

下り電車に乗り継ぎ 僕の町へ帰る 名物とーちゃん おかえりかあさん 誰かが忘れた自転車 空腹を満たす何か 欲しいものは様々 「迎えに来たよ」 そっくり兄弟 互いの尻を嗅ぐワンコ 辺りは 夕立、騒がしい日々 町に鐘が夜を報せる 相槌、交わしたりして 晴れる明日に今日を重ねる ボウモアをひとつ頼めば あの歌が聴こえる あの歌が聴こえる いのちの儚ささえ 忘れてしまうね 夏休みの日 愛の形 店の屋根 弾ける 雨音、止むこと 今でもそれは同じ 夕立、騒がしい日々 町に鐘が夜を報せる 相槌、交わしたりして 晴れる明日に今日を重ねる ボウモアをひとつ頼めば あの歌が聴こえる ...

ペンディング・マシーン

誰かの憂いを肩代わり出来るほど タフガイじゃない 耐えられない 耳からも目からも 飛び込む有象無象はもう知らないでいよう 病まないためにも Wi-Fi環境がないどこかへ行きたい 熱くなったこの額 冷ますタイムを下さい 返答に困窮するメッセージやお誘い 強いられる和気藹々 おまけに暗いニュースだなんて冗談じゃない とは言え社会で 多様化した現代で それなりに上手く生きたいのにwhy? 型落ちの前頭葉で 不具合もなく笑みを 保てないanymore はい。分かったからもう黙って 疲れてるから休まして 申し訳ないけど待って 迷惑はお互い様だって 言ってやりたいのになんで? 立場と見栄に躊躇って 外付けの愛想が出しゃばって 葬られた叫び声 Wi-Fi環境がないどこかへ行きたい プライベートの誇り合い マウンティングの泥試合 そんなんで競い合って一体何がしたい? 鬼ごっこ ドッジボール 何に例えても常識の範疇を超えてやしない? 見てらんないから黙って 相手はCPじゃなくて 哺乳類人間様だって 説教できたならわけないね 俺にそんな権利なくて 少なくはない前科があって 帰すべき責めは永遠に残って 鳴り止まない叫び声 誰かの憂いを肩代わりできるほど 健康じゃない ...

Bedroom Talk

いつも気に留めないような言葉が 振り切れないそんな夜から この頃逃げ出せなくて 「腫れ物に触れないように」じゃなくて 消えない常夜燈が 心に灯せたなら 誰もが次の笑い者探して 踏み外すまでの順番並んで どうかしちゃってるんじゃない?おかしな世界さ 見たくもない文字が心に蓋をしてしまう前に 僕は一抜けた やっと見つけた静けさ 今夜はちょっぴり 息が詰まりそうだね このまま独りきり 誰にも言えない言葉を抱えてるなら まだ強くなれそうにない自分のことも 愛せるように 話をしようよ 本当に大事なことは 気付けば数える程しかなくて 君が笑ってくれるなら この荷物も軽くなっていきそうさ ああこうやって毎日を重ねていくんだね 瞳に焼き付けた 僕が見つけた居場所だ 今夜はちょっぴり 息が詰まりそうだね このまま独りきり 誰にも言えない言葉を抱えてるなら まだ強くなれそうにない自分のことも ...

Lost In My Room

くだらなくて オチが弱くて 誰の心も揺さぶれない だとしても この心 芽生えてる いつも 今も 思い直して 家路にたって 冷静さを得ようとしても 世界を他人行儀にする世界は止まらない 何も浮かばない 大傑作のレールをとうに外れ 当てもないままに 歩く僕を誰も 見てなどない 気にもしない 為す術ひとつも見つからない Good night city lights 家にまだ帰れない 分かりにくくて 夢などなくて 親切心など微塵もない だとしても この耳に聞こえてる いつも 今も 暮らしがあって 家庭があって 愛すべき仲間に溢れ 臆病な自分自身との話し合いは終わらない 何も決まらない 大傑作の背中ばかりを見つめ その主人公に似せた僕になれど 何をしよう? 何を描こう? 自分らしさなどどこにもない I’m sorry ...

アポトーシス

訪れるべき時が来た もしその時は悲しまないでダーリン こんな話をそろそろ しなくちゃならないほど素敵になったね 恐るるに足る将来に あんまりひどく怯えないでダーリン そう言った私の方こそ 怖くてたまらないけど さよならはいつしか 確実に近づく 落ち葉も空と向き合う蝉も 私達と同じ世界を同じ様に生きたの 今宵も鐘が鳴る方角は お祭りの後みたいに鎮まり返ってる なるべく遠くへ行こうと 私達は焦る 似た者同士の街の中 空っぽ同士の胸で今 鼓動を強めて未来へとひた走る 別れの時など 目の端にも映らないように そう言い聞かすように いつの間にやらどこかが 絶えず痛み出しうんざりしてしまうね ロウソクの増えたケーキも 食べ切れる量は減り続けるし 吹き消した後で包まれた この幸せがいつか終わってしまうなんて あんまりだって誰彼に 泣き縋りそうになるけど さよならはいつしか 確実に近づく 校舎も駅も古びれてゆく 私達も同じことだってちゃんと分かっちゃいるよ 今宵も明かりのないリビングで 思い出と不意に出くわしやるせなさを背負い 水を飲み干しシンクに グラスが横たわる 空っぽ同士の胸の中 眠れぬ同士の部屋で今 ...