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スコール

スコールの後の風の便り 不安定な季節の言葉のせいさ 雨の音が聴こえなくなる前に そっとあなたに伝えよう 透明な風が運んでくる踊り子 遠くで微かに鳴る風鈴の音 きっと思い出す あの夏の時の記憶 揺らぐ場面 不安定線 夏の終わりの夕立が 祭りの音頭のように 耳の奥で鳴ってる 僕らの生温い気温をほどく雨 記憶で鳴る風の音 涙してる目 「まだ手遅れになってないものもあるはずだよ ほらみてごらん、ザーッと雨が降っている間に、 もうすっかり僕達の周りの温度はどんどん変わっていってしまう。 君はそれをただそれを感じればいい。変わってしまったことを感じるんだ。」 ...

ホットワイン

とっくに冷めたあの日のワイン もう好みの味じゃないだけ 沈黙を味わうほど僕は 器用なタイプの大人じゃないの 画面の前のあのホットワイン 冷たそうに見えるけど僕は でも沈黙を破る気持ちはない 1時半のスペシャルコース 誰も見てない深夜のライブ 私とあなたの特別トーク 一対一の可憐なポーズ見せて 一時半のスペシャルコース ちょっぴり嘘も混じってるけど 僕らは間違ってなかったはずさ リモート越しの乾杯仕草も 見慣れたもんさ 見慣れたもんさ 君が間違って温めたワイン あのホットワイン 残して残して ...

Broach

無理する気持ちも 消え失せたの お気に入りのブローチも とうに片付けたのに ここから動き出す根拠は ないかもしれないけど うんざりするぐらい考えてる 君の隣にいていい? どんな言葉だって 受け止めるよ 多分あなたが好き 誰にも言えないこと 話してくれるなら もちろん僕は喜んで 数年が経ち 君はすっかり変わったよね 時が経って 大人になって どんな街で暮らしていますか? もっとそばにいたいって言えない関係だって ...

思い出して

川辺でひとしきり 緑をなぞり お別れして 今が船出の時さ 川辺でひとしきり 緑をなぞり お別れして 広い海へ航海に出たのさ 一人旅で侘しいのなら 時々、故郷を思い出して 孤独で心細いのなら 時々、故郷を思い出して 夏に僕は巷を超えて まだ見ぬ世界へ船出 広い海へ旅に出るのさ デジタルとリアルの狭間 イマジナリーの世界に 旅に出るのさ ザワザワタカナルコノムネ トカイハナレ ...

幻影 pt.I

音もしない午前の雨に 塩淡い色の濡れた思い出 眼を潤める憧れの人 現実の廃墟で 出会った形のない色彩、二人 ひとしきり 話をしても 虚しいほどの想いはつきもの 溺れてみても 届かない光 届かない光 消えゆく誰かの手のひらの上で遊び これはもう幻影 あたなは今はもう幻影 あなたの「好き」を失う 「好き」を失う これはもう幻影 あなたは今はもう幻影 見えないあなたを追いかけるけど もう何も見えない

幻影 pt.II

幻影 あたなは今はもう幻影 これは今もう幻影 幻影 幻影 姿が見えない こんな時代も もう少し頑張って みてもいいじゃない? イメージだけど 生き抜くための 音楽的な 永遠をどうぞ Tell me your friends baby 負の祝祭の中で 親和と反発のページ ...

煌めき

あなたの頬を 利口な目を 静かな眼差しを あなたの目を見るけど 静かなためらいを感じるのです Call out my name もっと近くで歌って Call out my name 空と火花の狭間で Call out my name 私は儚い花火のよう ...

SS22

微かな春の匂い 過ぎ去る虫の音 耳の先では 4月の虫の音 暖かな静かな日差しを あともう一回 今感じていたいな 夢の中でtry out 何度も眠る Silent my Voice 鳥はいないな 沈黙の春を How many days? いつの日かは日差しを浴びる日を How ...

Voyage

For good voyage We can sail, we can sail Tell me about your Voyage 月の光まで 私を連れて 広げるカイト あぁ、また降る涙 誰にも触れられないご時世 私のことを知らないだけ ...

あやとり

「あなたの姿は今切ないわ 二重の仮面はギリシア神話のようだね」 「ねぇどうしてそんなにうつむく」 あなたが呟くその意味を考えている ぐちゃぐちゃの糸を潰して 何も感じなくなるまで 止まぬ雪で 何かを待ってる 凍える指が今切ない 教えて Lonely Lonely Lonely… 私はもう Lonely Lonely Lonely… あやとりをしていた お手本もないままに 道を探していた ...

ヒグラシ

淡いそよ風 車でかける木陰 青いあの風の調べ 思い出すよ 思い出すよ you you you 雨上がりの田んぼ 浮かび上がった湯気を見て 無性に私はあなたに会いたい 会いたいと思うのです ひぐらしの鳴く頃に もう一度会えるよ 都会で変わりゆく私を許して 寂しいのなら あの夏の写真 見てみて 思い出して あの風 ...

熱波

熱い波に さらわれる肌 眠らない街で 空を見てるだけ 月が消えていく 今は水平線を ほのかに光らせてるだけ そんな選択はしたくはないの ただこの世界に 触れていたいだけ 純粋な心で 愛してたいだけ 適度な愛 うわべだけのマインド 考える葦だと知るが 薙ぎ倒され近代化の夢の中に散る 手にした真実すらもFake Greenよりもfuel? 半ば浸るニヒル 異常な気象はマジックでリアル ...