Tag: SEKAI NO OWARI

最高到達点

弱さを味方につけた僕は 誰よりも高く飛べるのだから こんなところで止まってたら 無くしたものが輝かなくなる 君がどこか迷った時に 僕の心も彷徨っていたら 見つけてあげられないんだ 優しさだけじゃなくその強さも 分かってるんだ 夜明けの時さ 最高到達点にまで 一気に駆け抜けて行くから yeah 麻痺して笑ってるんだろう あの日々の痛みも過去だから 多分 世界を敵にしながら 崩れそうな足で踏み止まる yeah あと少しだけ動いてくれ さぁ、復活だ 目醒めの時が来た 今 さぁ、復活だ 目醒めの時が来た 今 起き上がれずに溢れた涙 ...

ターコイズ

大きな声で夢を謳った みんなの前でカッコ悪いくらいに 誰よりもそれを聴いていたのは 他ならぬ僕自身だろう 深海の夢を見た マリンスノーが宙を舞っていて 綺麗なものは綺麗なだけじゃないと 君もきっとそうなんだろう 首を飾る君のネックレス ぎゅっと握りドアを開いた 森の伴奏 太陽が照らし出すと まだ拍手もない僕のステージが始まる 泡沫の希望だろうと はりぼての勇気だろうと 僕はそれを鞄につめた きっと無いよりマシなはずさ 数え切れぬ敗北の前で 膝をつく日だってあるだろう 逃げる事も勇気の一つだと その言葉を胸に ...

サラバ

失ったものばかり値がついた いつだって時の中で変わった 何でだってこんな! Ahよってたかってそんな! でも何度だって悩まされるもんで 怪物だとか 夜の魔人とか そんなの出てこないのに 戦ってる 間に合わなくなって 全速力で駆けて ため息ついてたけど サラバ 普通が苦痛だった日々 手を振ってみれば ほら今はもう 私の隣には君がいて 失敗しながら一緒に歩いてる サラバ 変わりゆく街並みを抜け 歩いてこう 遠回りで帰ろう 散らばった星と腑抜けたビール いつだって変わった常識のルール 酔っ払って言った Ah調子乗って言った 言葉の責任だけは残る 目には見えない 呪いの類とか そんなの気づいてから 戦ってる ...

Habit

君たちったら何でもかんでも 分類、区別、ジャンル分けしたがる ヒトはなぜか分類したがる習性があるとかないとか この世の中2種類の人間がいるとか言う君たちが標的 持ってるヤツとモテないやつとか ちゃんとやるヤツとヤッてないヤツとか 隠キャ陽キャ? 君らは分類しないとどうにも落ち着かない 気付かない本能の外側を 覗いていかない? 気分が乗らない? つまり それは そんな シンプルじゃない もっと 曖昧で 繊細で 不明瞭なナニカ 例えば持ってるのに出せないヤツ やってるのにイケないヤツ 持ってるのに悟ったふりして スカしてるうちに不安になっちゃったりするヤツ 所詮アンタはギフテッド アタシは普通の主婦ですと それは良いでしょう? 素晴らしいでしょう? 不可能の証明の完成なんじゃない? ...

Diary

それまで一人の物語だった 突然君が現れるまでは ページめくった先で 君と巡り合った 見開きで恋をした それから二人の物語だった 突然日々が特別になった 一ページめくる度に 胸が騒がしくて 思わず栞で閉じた 会えない時に進んでいった 物語の終わりはどこへいくの? 恋をしてた それなのに好きだと 言えなかった 夜があった 君と手を繋いで ページを駆け抜けて 読み返せば 煌めいてた 君に会えた それだけで涙が 溢れてしまう 夜もあった 言の葉を紡いで 運命蹴飛ばして やっと会えた 一ページが始まる さよならだと 言いながらキスして 離れられない 夜もあった ...

正夢

悲しい夢を見たんだね 君の心に空いた 穴を僕の投げた「おはよう」が通り抜けていった 君が心の奥に抱く癒える事のない傷は 夢の中でさえ生々しく痛みを放つんだね まだ外は暗い 妙に目も冴えてしまったから 2人で朝陽を待とうか 正夢にならないように どうか僕に話して 傷がぶり返さぬように 「ヒトに話すと正夢にならない」 そんなの迷信だって嘲笑って聞いてたんだけど だいぶ明るくなってきた コーヒーでも淹れようか 今日は君の真似をしてミルク多めに注いだ こんな風にして苦味がスッと薄まるような 言葉を魔法みたいに掛ける事ができたなら 君が笑顔を取り戻してくれないと 僕もちゃんと笑えないんだ 正夢にならないように こびりついた寂しさを 離して欲しいけど 同じ痛みを知らない僕に その傷を癒やす事はできないのかな ...

Like a scent

ふっと鼻をつく忌々しい記憶の匂い はっきりした血の臭い ジャンキーたちのくせぇ息 ヤニにまみれたクズの聖域 ゴミ箱に捨てられた精液 一目で解るこいつらの性癖 多勢に無勢とかくそウゼェけど 有象無象なのは俺も同族 雨が降るたび思い出してた お前らに砕かれた骨や薄っぺらい愛とか友情とか 遊び半分でぐちゃぐちゃにするお前らの気持ち悪い笑い あと下衆な話題 俺はいつだって準備が出来てた お前らが死にゆく姿を最前席で見る為のチケットはもうゲットしてある ライター風のナイフはいつもポケット 好きでもねぇ女とfuckしてリセット 堕ちてく俺に伸びる手があった その手は確かに温かかった 失うモノの無かった俺が 隠してたナイフは折れてた ...

陽炎

貴方はきっと知らないでしょう 夜明けに目覚めた私が どんな風にどんな想いで もう一度目を閉じたのか 私はきっと知らないでしょう 貴方がすぼめていた肩に どんな物がのしかかっていて 何故ため息ついたのか ドアを閉める小さな音が 今でも響いてる ああ、さよならだね 私たちずっと一緒にいられる そう思って歩いてたあの日 ああ、さよならだね 白くて小さい花が咲いた 貴方が私の名前を呼んだとき この胸の中で 恥ずかしそうに揺れていた 大切なものはお互い あの日と変わったよね ...

family

君が家に帰ってきた時 「ただいま」の声で分かる わざわざ「何があったの?」なんて 聞かないけど 家族だから そばにいるけど 家族だからこそこんなにも遠い 引かれた線のギリギリで 何も気付かないふり 「おかえり」の言葉に はち切れそうな意味を込めた 大丈夫? 何があっても味方でいるとか 「ただいま」の言葉が 助けてって聞こえた気がして 何も聞かないけど そばにいようと思った 君が家に帰ってこないと 言うはずだった「おかえり」と 「今夜はカレーだよ」って言葉が 居心地悪そうなんだよ 家族だから 解っちゃう事 ...

tears

初めは嫌いだった 君が僕を嫌ってそうだったから 君も同じだったと 聞いたのはそのずっとあと 調子はどうだい 飯は美味いかい wi-fiはあるかい 返事がないから 無いんじゃないかと思っているけど 無視してるならタダじゃおかない 僕もいつか行く予定だけど 君がちゃんとガイドしてくれよ ご存知の通り面倒なとこがあるから 未知の食べ物はよく腹を壊すんだ トイレはちゃんと綺麗かい 笑い事じゃないんだ 思い出すのはさ 君の笑顔なんかじゃなく 悪い顔だったりするんだ 涙が零れた 君に出逢えて良かったと思う度に woah tears woah cheers ...

バードマン

おはよう Early bird 飛べない鳥の名前が こんな僕の 始まりによく似合うな 電線に止まった鳥たちは今 五線譜の上の 音符みたいに空を駆ける 一方この僕が 得するのは三文 羽のない背中 丸めて溜め息吐いた 分かってる そう言いたくなる 無人のベンチで おはよう Early Bird 頑張れたらそうしたいよ こんな所で 道草食ってるけど 何で 今 ...