Tag: SHISHAMO

最高速度

私を測れる物差しなんて この世に一つだってないんだ そう信じて進むだけ 戦う相手を間違えないで 鏡に映ったそいつだろ? 立ち上がれない そんな夜には 声に出して言ってみる 「自分で選んだ道だろう 弱音吐くくらいなら いつだってやめちまえよ」 届きそうで届かなくて だけど立ち止まるなんて選択肢はなくて どうして続けるのかなんて 考える暇もないくらい 私は今を走ってる 最高速度で走ってる 本当はもう分かっているんだ 自分を信じるしかないんだって ただ笑顔が見たいから 信じてくれる君がいるから ...

犬ころ ACOUSTIC ver.

時々喧嘩して 時々お寿司食べて 時々散歩して 季節を感じる 葉っぱが髪に触れて 少しかがんで歩いて まぬけな君が今日も かわいい かわいいな すれ違う犬ころが君を振り返る モテモテな君は 今日も私の恋人 テレビドラマ観て泣いてる こんな月曜の夜と君と私 それ見て笑う私は かわいくないなあ 無いなあ。 時々喧嘩して ひっこみつかなくなって せっかくの休日 仏頂面で過ごす 君のお腹が鳴って ...

わたしの宇宙

本当のことはここにある 私の真ん中 なんでもありな私だけの宇宙 きっとそれはどこにも逃げたりしない きっと誰かに教えてもらう必要なんてない 連れて行ってあげるよ 今 答えはきっと持ってるはず 私は自分で探しに行きたい 「幸せ」ってなに? 「愛」って?「夢」ってなに? 手のひらの中 狭い世界ばかり覗いて そこに答えは無いはず 顔をあげてみたら 本当のことはここにある 私の真ん中 なんでもありな私だけの宇宙 君の中にもほら広がってる 君の目に張り付いたその頑固なフィルターも 私が優しくはがしてあげるから ...

夏恋注意報

パッと咲いては枯れちまった そんな恋をいくつかしてきた だからさすがに分かってる 浮かれてること気付いてる 君は楽しんでるだけ? 私だってそりゃ楽しいけどさ 心底好きになったなら 楽しいだけじゃいられないじゃない 私はもうとっくに 君を想って泣いたりする夜もあるくらい 戻れないところまで来ちゃったのに ねぇ、本気になってもいいの? 今ならまだ引き返せる 傷は浅くて済むかも 夏のせいだって割り切って 君を知らなかった私に ほら戻れるよ でも戻りたくないそんな世界 平穏な日々はもういらない 柄にもなくドキドキしすぎて 泣きそう 破けそう ...

なんとなく。

好きって言っちゃいけない気がした なんとなく。 そんな気がしたのは きっと気のせいじゃないな 今私の目の前にいるのは 本当の君じゃないような そんな気がした なんとなく。 頭の中駆け巡る 知りたいけど知りたくない また連絡してもいい? 次はいつ会えるの? 君は好きな人とじゃなくてもするの? Ah Ah 汗ばんでる Uh Uh 茹だっている これは これは 暑さのせいじゃない 絡み合っている指が ...

ハッピーエンド

馬鹿みたいな暑さのもと本日 汗をふく間もなく 二人は終わりを告げました 虫も死ぬようなこんな暑さ 二人が終わったってなんらおかしくないものね そもそもの話をしていいですか なんでこんな私なんかの 男になってくれたんですか? あー、暇だったんですか? まさか好きだったんですか? 生きた心地のしない日々だった あなたをどんどん好きになる 限界も見えず自分がバカになっていく 誰も止めてくれなくて 「自分」がどこかに飛んでっちゃう気がした 誰が何と言ったって これが二人のハッピーエンドです ダメになるのが今で良かった これ以上好きになったらどうなっちゃうのか 怖くて怖くてたまらなかったから ...

春に迷い込んで

暖かな日差しが静かに教えてくれる 「冬はもう終わったんだ」って 頼んでもないのに あの人はきっと寒がりだった 寒がりなだけだった 春に迷い込んで あの人を探したってどこにもいない こんな不毛な恋心など この桜のように 散って仕舞えよ 野に咲く花たちが静かに笑ってくれる ひとりぼっちの私のこと 一つ残らず摘んでしまおうか 私だけ 私だけが 新しい季節へ追い出されて 君がいない 君がいない 何も持たずに放り出された春 いつだって手を繋いで歩いた いつだって抱き合って眠った 私じゃなくてもよかった 春なんか来なきゃよかった ...

狙うは君のど真ん中

今回ばっかりは 待ってるだけなんてダサい真似 絶対絶対するわきゃいかない 私は私の名にかけて 自分の力で手に入れる 君との明日を 実際余裕なんかない 大した自信もありゃしない だからって止められるわけでもない ファイティングポーズとって 狙い定めたなら あとは君にぶつけるだけ できるだけまっすぐ君へと 聞こえたならば「うん」と言って 強く抱きしめてね ずっと大事に育ててきた想い 丸ごと受け止めて 狙うは君のど真ん中 今回ばっかりは 他の誰かにみすみす ...

ブーツを鳴らして

光る夜の並木路 走る女の子 きっと愛しい誰かのため ブーツを鳴らして急いでる 私はと言えば やけに君のこと思い出すのを 寒さのせいにして 自分の気持ちに蓋したり こんな美しい夜に 隣に君がいないことが 泣きたくなるほど切ないくせして強がって 臆病な私は今もまだ この馬鹿みたいな寒さや初雪を口実に 君に連絡できずにいる 寒いねの一言 君から送ってくれたなら その時は私もこの並木路 もう馬鹿みたいなプライドも意地も見栄も弱さも 全部破り捨て どこまでも走っていくのになあ ブーツを鳴らして ねえ、私あの時よりも ...

ミルクコーヒー

この街じゃ雪が降らないから 冬が来たのか分からないけど 忘れていたはずの顔が浮かぶから たぶんまた君といた季節になった 必ずミルクを入れてた君が いつのまにかブラックを飲んでて なんかよく分かんないけど ちょっとだけ嬉しかった そんなことぐらい言えばよかったな いつもより苦いコーヒーを飲んだ ひとりでいるにはちょっとだけ寒すぎる ふたりだとちょっと暑苦しかった あの季節が早く来たらいい 夜中のコンビニ まっしろな道にふたり分の足跡 雪が降るあの街に まだ君はいるかな 必ずミルクを入れてた君が いつのまにかブラックを飲んでて なんかよく分かんないけど ...

マフラー

マフラーをぎゅっと結んで 離さないで 昨日のことも いつかは忘れて 思い出に変わっていく 眠ってしまえば 忘れていく自分に辟易する 白い息を吐きながら 嘘吐いて 夢吐いて そっと閉じ込める 忘れたいことも 忘れたくないことも 思い出にならないように マフラーをぎゅっと結んで 離さないで 昨日のことも いつかは忘れて 思い出に変わっていく ただ 過ぎていく ...

警報

なんにでも答えが欲しい君と 無口な僕 喧嘩にもならない喧嘩が 今日も君をイラつかせる 「君は嘘つきだね」 それでも一緒にいたいよ 「私自信ないの」 そんなこと言わないで 鳴り止まない警報が この部屋の温度を下げてゆく 君はもう僕のこと信じてはくれないの? 「好きだ」って「ごめんね」って 泣いて叫んでももう意味はない うるさいな 分かってる 警報なんか鳴らなくたって分かってる この部屋の扉の前まで もう迫ってる 終わりという名のさよならが 扉叩いてる 言われなきゃ分からないよ ...

かわいい

私はあの子になれない 髪型を真似してみても 同じ化粧品使っても あの瞳は手に入らない 私はあの子になれない 触りたくなるその肌に 憧れて 近づきたくて 鏡を見るストレスで肌が荒れる かわいいあの子のかわいい黒目に映る ブスな私が悲しくて 見つめていたいのに 吸い込まれてみたいのに あの子と目を合わせられない 化粧しなくてもキラキラしてる あの子の顔で生きれたら お気に入りのシャネルのリップだけ塗って どこへでも行けるのに 私はあの子になれない たくさんのお金をかけても あの子には絶対分からない こんなに惨めで悲しい心 分からないでしょう ...

ドライブ

免許取る取る詐欺常習犯の君は 昨夜も自転車でうちに来た そのうちねと言いながら 「海にでも行こうよ、帰りに海鮮丼でも食べてさ」 いやいや、そんな夢物語いいから早く 君と二人きり青空のした ドライブデート 無敵になって 素敵になって 二人の好きなナンバー聴きながら まだまだ未熟な二人ですから よそ見しないで 二人の恋も安全運転でなんてさ バカ言ってるうちに 私が免許取っちゃうよ サービスエリアではしゃごうよ 色々買い込んで乗り込もうよ たこ焼き牛タンにメンチカツ 肉巻きおにぎりとイカの天ぷら そこまでだ、と叱る君 どこまでも行けそう 妄想は広がるばかりです 君のその自転車じゃせいぜい ...

はなればなれでも

目覚まし時計がうるさいな カーテン開けてあくびをして 今日は何を着ようかな せっかく決めても 天気予報にふりまわされたり あわてて家を飛び出して 駅までの道で忘れ物に気付く 諦めて早足で向かって 目まぐるしくまわる あっという間に時間が過ぎてゆく こうやって歳をとるのかな?って考えたり あったかい布団に潜り込んで思い出す そういえば最近電話してないな 目覚まし時計がうるさいな 昔は全然起きれなかったけど 今はちゃんとなんでもできるよ 心配しないで 一人でも元気にやっていけるよ 雨の日よりも 天気がいい日の方が ...

ごめんね

もう戻らない もう戻れない さようならをした 下手くそなさよならだった 私たちは最後まで子供だった 一緒にいたかった 心から好きだった 君しかいなかった でも私 変われなかった 君が隣にいる ただそれだけで幸せだと思えたなら どんなに、どんなに楽だろう ごめんね こんなこと歌って、ごめんね 届かない涙が落ちる お揃いの心が割れる もう君を抱きしめることもできないんだな 普段泣かない君が泣いたりするもんだから あぁ、最後なんだなって分かったよ 君が隣にいる ただそれだけで幸せだと思えたなら ...

通り雨

突然の通り雨 傘なんていらないから あなたがどこかで濡れていませんように どんなに泣いても 張り裂けそうでも 悲しくて足が竦んでも 辛くて蹲っても あなたはもう現れないでしょう いつまでも好きでいていい? 連絡はたまにしかしないから 勝手に元気もらったり、 勝手に傷ついたりしてもいい? 止まない雨があればいいのに あの日 私は心でそう祈ってた 本当はそんなことなんて、気づいてたんじゃないの? こんな東京の真ん中で あなたのことを見かけた気がした こんなぬるい夜の隅っこで あなたが好きだと あの日伝えなかったのは ...

夢で逢えても

知ってるよ あなたが私とのこと 無かったことにしてるって 知ってるよ 今この瞬間も あなたは私のことなんて ちっとも思い出しちゃいないって 確かにそこにあったのに あの日の二人は 今でもここにあるのに あなたの忘れ物は 夢で逢うだけじゃ足りないよ 触れたって消えてゆくじゃない 忘れないでよ 忘れないでよ 私いつまでも可哀想 ずるいなあ こんなにも毎晩のように 夢の中で逢いに来るくせに どうして目を覚ますと 逢いに来てくれないの? 答えて ...

中毒

なんて欲深い生き物なんでしょう あなたの全てが欲しいだなんて どのツラ下げて言うんでしょう 身の程知らずの恋です、分かってます それでも今はバカでいさせて 賢くなんかなったら恋はできないでしょう あぁもう、なんだよ恋って 泣いて 病んで 辛いことばっかり それでもどうして私は これをやめることができないのか キマっちゃってんだな ハマっちゃってんだな なんて罪深い男なんでしょう あなたのせいで狂ってるこの女を 気にも留めず生きてるなんて そんなあなたの笑顔が好き それでもあなたのそばに居させて 見ないフリ気づかないフリは もうプロ級だから 私のこと好きじゃなくてもいい ...