Tag: Tani Yuuki

最後の魔法

相変わらずみたいだね もうどうだっていいけど なぞるのは何回目だっけ? もう覚えてないけど 髪型や輪郭や抱き合った時の高低差 いつだって 今だってそこにいるのに いたはずなのに 思い出せないんだ もう思い出せないんだ 輝いていたあの日々を 初めての夜の温もりも 思い出せないんだ もう思い出せないんだ これが最後のありがとう 思い出せない人 魔法みたいだったね 呪文は忘れたけど なんでもできる気がしたんだっけ もう使えやしないけど 口癖や選び方 ...

械物

時間が止まってしまったようだった 固く錆びついた歯車が痛くてさ 次回作が気になってしまったんだ こんな結末じゃ終われないよな 終われないよな 未来が変わってしまったようだった 心に空いたネジ穴が辛くてさ 世界が壊れてしまったようだった 人の形をした化け物はどっちだ? 叫んでも 嘆いても覚めない もがいても 足掻いても飛べない 待ってろ 次こそ なぁ、残響よ 飛び込んだ宇宙(そら) 落ちたのは 明暗の境目のない調和 追い風か? 重い枷か? 万象を飛び越えた外 遥か園 引力にこの重力(て)が届くまで 繰り返してゆけ 歪むは憧憬 ...

生きる偉人たちよ

名前と年齢、順に存在証明 次は右半面で僕の必要証明 ねぇ、君はどんな人間? 何書いたっていいんで この枠の中で答えてみて 考え抜いた末 出した答えは限られて 紙切れ一枚じゃ収められないと知って 僕はこんな人間? いや、違うと気づいて 本当の自分を探しに行こうか 少年少女 さぁ、大志を抱け 笑えるほどに選択(まっすぐ)なこの道のりを 恐れるな なんて言わないから 思い描いた自由を信じてやれ 少年少女 さぁ、大志を果たせ 喜怒哀楽に溢れかえるこの人生(道のり)を 諦めるな まだ先は長いから 思い描いた自由をつかみ取れるまで

何も考えたくないです

何も考えたくないです 何も考えたくないです 頭の中が絡まって あべこべまたから回って 人と関わりたくないです 心を見られたくないです 期待なんてしたくないです 失望をされたくないです なるべく そつなく そのままで 生きてるだけじゃ生き辛くて しょうがなく 情もなく やりすごす 吸い込むだけじゃ息が辛いね 誰かになりたくて 誰にもなれなくて 剥がれ落ちた仮面の下 剥き出しの僕は今 誰かに伝えたくて 誰かに届けたくて 心の中焦がすなにか そう言うものが歌いたいと思うんだ ...

マーメイド

水面に揺れた光のように 遠くに見えた君の溜め息 集めては閉じ込めた 切ない味だ 足跡が消えた砂の上に 重ねたヒレがやけに重い 歌っては待ち侘びた あの日の背中 まとわりつくのに 空を切るみたいに 君の口を遮るのは 私じゃないんだね マーメイド またね、きっと。 今日も唄うよ あぁ、ドレミファソ 今はどこで誰を想って その足で歩いているのでしょう? マーメイド またね。きっと。 ...

多面態

纏わり付いて離れないものの正体は 分かれ道、反対へ行った僕でしょうか? 夜が来たって光が絶えない世界でさ なんだってまぁ、誰彼と闇を抱えてる 人目、声、全部気になって 俯いてる僕は凡人で 透明な手が足引っ張って やめてくれ、もうわかったって 正面だけを照らしたって 物影ばかり肥大化して 境界が有耶無耶になって 気づかないだけ ほったらかした理想や面影は ここにはいない 戻りはしない でも後悔してなどいない すれ違うきっとやもしもは引き換えにして 届くまで、届くまで 声よ轟いてゆけ 根拠はなくて ...

ワンダーランド

僕ら何回だって弧を描いて またぐワンダーランドの境界線 どこまで? いつまで? 繰り返していこう さぁ、日常の果てまで 目覚ましもかけないで 明日を委ねた 身を任せた 寝ぼけ眼の午前3時 いつもより寝覚めが良い 二度寝はお休み 9時半過ぎ テレビに向かって食べるブランチ 痛いほど出会うでしょ 悲しみや不安に 苦い答えに 飲まれないように 僕ら何回だって弧を描いて またぐワンダーランドの境界線 言葉で ...

燦々たるや

惨憺たる世界だな 僕を変えてしまったのは 世界を救った超人じゃなく 目があっただけの君でした 惨憺たる世界だが 守りたいもんがいっぱいできた 明日の朝目覚める理由とか 家に帰る意味だとか 両の手を精一杯に 広げてぎりぎり届く距離は 平和の犠牲にしないように ちゃんと、救世主になれるように 世界が君を放したのなら 必ずすぐ掴まえてやるさ 僕を信じてくれるのなら 叫んで、そう、メーデー 君の人生の半分と 僕の人生の半分を 等価交換、奪い合うの いや、君に敵いやしないんだけど ...

夢喰

「お前の番だ」耳をついた 誰の声だ?眠れないな 煌って見えた、あの後ろ姿は 息を切らした、いつかの僕だ 抑えても、塞いでも、消えない音 五月蝿いんだよ 悩んでも、迷っても 妄想、全部喰らってゆけ 巡る100万回の後悔を超えた先で掴んだ招待状 だから100万分の一切も悔やんでなんかないんだよ 掛かる100万倍の重力を全霊で明日へ投げつけろ 仮に100万歳になってなお、僕に夢を見たいと思うんだよ 「散ってった声がごまんとあんだ」 どうだっていいさ、僕の答えだ 置いてきた今日は数え切れやしないが お前の想いは僕が背負った どうやっても、どうなっても、知りたいんだよ 見えないんだもん 言いたいこと、言えない孤独も 掻っ攫ってゆけ ...

自分自信

見えないもの探してた 明日とか、夢だとか 足りないもの数えては 強がってさ、誤魔化してた 未だかつてないほど振り絞った勇気を いとも容易く超えるほど秘めた揺るぎないもの まだ見えやしないけど、一つもわからないけど 説明しようのない灯火を絶やさないように 失くさないように だれしも始まりの一歩が上手くいくわけがないよな 初めて生まれた僕らだ でかい世界に今相対している 言葉になんないほどの不安を抱いては まだ頼りになんない僕の未来図を信じてみるよ 枯れないもの探してた 愛だとか、恋だとか 確かなもの探してたんだ 正解とか、間違いとか ではなく 腹を抱えては転げ回った校舎と ...

決別の唄

もう疲れたんだ 繰り返しの毎日に 利用しよう器用なやつばっかで 愛も友情も本物がわかんないや 街にはネズミとカラスが 群れなしゴミ溜め漁ってた 僕はどうしたらいい? 終わりにしてしまおうか? なんだか急に虚しくなった 言われるままなんていけ好かない 合わせる理由はなんて1つもない 他人の顔色なんて見たくもない 無くしちゃいけないもんだ いらないものは捨てて僕は旅立つよ 本当に必要としてくれる人のところへ 満たない心も全て受け入れなきゃいけないの? 君が君なら、僕は僕 誰にも邪魔させない さぁ、決別の声を 狭い闇の中 ...

おかえり

あなたは今同じ空の下 遠く離れた場所で思い出を紡ぐ 抑えきれぬ想い抱き待ってるから あなたがここへ笑顔で帰るまで 今までの他の誰とも違う あなたは太陽、僕が月だとするなら その光無しじゃ輝けやしない 代わりに安らぎと癒しと静寂を ねぇ、なんで?あぁ、そこまで 返せるものもないのに、愛してくれる意味を いつだって僕がそばに居たくて 今までくれた愛に応えられるように あなたは今同じ空の下 遠く離れた場所で思い出を紡ぐ 抑えきれぬ想い抱き待ってるから あなたがここへ笑顔で帰るまで 今までは交わることのない 新しい世界を僕に見せてくれたあなたと いつまでも、いっそどこまでも 目を閉じるその時まで赤い糸を ...

非lie心

ひらひらとおぼつかない蝶が街灯の明かりを目指す 他人事だと思い込んで冷たい横目流して切り裂いた パチパチ焼け落ちていく羽が壊れていく心のようで あまりに醜い光景がやけに心地よかった 目の前にいるのは本当に君なのか? 過去に捧げた言葉も1つの過ちだけで裏返る でも、何度吐けど収まらない 嗚呼 どうすればいい?どうすればいい? 高らかに声上げながらあわよくば君が消えてくれないかと 毎日神に願うの、そう僕は君が嫌いだ ふわふわと冴えない頭から針みたいな言葉で覚める あやふやなもしかしたらなんて淡い期待を投げ捨てた ウロウロと迷った屁理屈が後悔に変わりゆくなかで 腑に落ちないことばかりがひたすら気持ち悪かった 今ここにいるのは本当に僕なのか? 永遠を誓う約束も1つの裏切りだけで覆る でも何度消せどなくならない嗚呼 どうすればいい?どうすればいい? 途方にくれる今はまだ、ひたすらにどこで間違えたのかと 心に問いかけてみるまだ君がそこに居るようだ ...

油性マジック

掠れかけの太陽 フィルム焼けのように 少しずつたまに思い出せないの 不貞腐れた態度 変わり果てた容姿 嫌いになれないのが悔しいよ 2人の曲はないの? て言ってた君もういないの ねぇ皮肉すぎるんじゃないの? すごくいい曲が描けたよ 私の何もかんも 油性で彩ってかないでよ 涙じゃ消せないでしょ 塗りつぶすしかないの さよならhave a nice day 朝を迎えようときっと 明日は来ないのでしょう? ...

曖昧ミーマイン

あの子みたいに笑えたらさ あなたも笑ってくれるのかな あの子みたいに過ごせたらさ 私も幸せになれるかな あの子みたいに話せたらさ 誰かの心に届くのかな やっぱ自分でいたいからさ 時々わからなくなんだよな 顔色見ては自分を誤魔化した 怖かったんだいつも 口に出さなくちゃ思ってないようなもんさ 世界は言うんだ、きっと 多様性も可能性も抑え込んだまた幾星霜 表面上をローテーション飲み込む針をほら幾千本 表現法の証明書探し回ればまた視線を 気にしてしまうの 分からないです、分からないです 私でいいはずなのに何故 疑うのです、斑があるのです 内側まで傷重ねて ...

愛言葉

ほら 僕を見て大切なあなたへ 花束の代わりにこの歌を 2人が出会えた一年前の今日 高嶺の花みたいな君がいた 君と手を繋いだあの日から僕は 奇跡を信じるようになっていた あの日の僕らには描けていたんだろうか どんなにすれ違っても共に笑う姿が ここにある幸せ失くすことなく 2人ならきっと 乗り越えていける 等身大の愛で 背伸びしないで なんだかんだ2人想い合って 我慢しないで 無理はしないで 分かり合えたなら素敵でしょう? つまりはなんて言いたいかって 伝えるには少しぎこちなくて もどかしくて、難しくて、恥ずかしくて でも素晴らしい 空が暗くなければ星が見えぬように 気づかなかった事がほらすぐそこに ...

記憶

あれから君はどうだい? 今も変わらない日常過ごしてるかい? 嘘も気も使わなくていいから 選んだ道を教えてよ 想い出は今でも生きているだろうか カラカラに乾いてしまった 記憶の中涙ひとつ零す 砕けてしまわないように けれど時は移ろうもの 壊れて行く端の端、一番遠い場所から 最近はどう? 愛しい人 幸せと呼ぶには程遠かった気がした 好きだった人、捨てきれぬ人、素晴らしい人 全て捧げた人、世界にたった一人 それが君の幸せだと言うなら たまたま覗いたインスタのストーリー 近くにいたのは見知らぬ笑顔とその先の物語 つっかえたように指が止まった 手から伝わる温もり溶けてくように 何かがスーッと絡まったの ...

We are free

隠された夢、未来 知ることすらない出会い 要らないものなど一つもない 閉じ込めた胸が痛い 動けないことが辛い まだ諦めたつもりはない どこへ行こう? 諸行無常、その向こう 何回でも取り返しに行こう やっぱ笑って泣いて生きていたいんだ oh~want to be free 黙っていないで声聞かせてよ We are free 夢があることが偉い? 諦めることこそ偉大? ...

FREYA

人気ない通り一人 冷めかけのcoffee this morning 言葉ならとうに一通り探したはずなのに 届かない想い通り 喋れないことに憤り Never ending storyの終わり 決めたはずなのに 僕は願ってるよ 君の向かう先で 何者にも縛られない自由に出会って 最後に言った君への「愛してる」を 護れないような情けない僕を忘れて さよならだFreya 今決別の時だ 想い出を殺してよ 業火に舞い灰となれ ...

Over The Time

正しさじゃ量れないよな 何を背負い、悔いていくのか 理想束ねたところで かさばる羽根じゃ重くて どこでなくした?導の賽を 星を数えてさ、塞ぎ込んでた 変われるかな? 今まであたり前と思ってた世界 何一つも永遠はない Over The Time 忘れてしまうものだから One More Time 最後まで、あがいてみるよ 間違いだと言い切れはしない 誰を思い、守るかの違い 鼓動重ねた心で ...

W/X/Y

垂れ流したテレビの音 溜めてしまった洗濯物は今日こそ 晴れでもあえて外には出ないでいよう 映えないスナックとアルコールで乾杯をしよう 2人酸いも甘いも 噛み合わないとしても お互い寄り添うように 少しずらしてみようよ 君がくれた太陽 月で隠れないよう 輝き弛まぬように歌うメロディ 戯れるSlowly flowing day 愛してるも通り越して 似た者同士こうして 年老いるまで笑っていたいね 君がいなきゃlonely lonely day ...