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Falling

ふとアタマをよぎるんだ いまこの瞬間の生活は あの日階段から落っこちた その時に見てる夢なんじゃ? って 真っ逆さまに落下していく アタマから叩きつけられる その衝撃の直前のエマージェンシー そんな夢の中 自分だけは空飛べるって 子どもなら一度は思うやつで 雲一つない確信を持って 空へ向かって踏み切った刹那 夢の中の夢のような その夢の中の夢みたいだ 俺はいま飛んでるのか それともここで歌ってんのか きみに確かめてほしいんだ ほっぺたをツネってもらうのもいいが 強く握ってほしいんだ 確かに俺はここにいる って あれからだいぶ歳をとって 駆け抜けたり 立ち止まったり すれちがったり やけどしたり きみと出会ったり やっぱりしたはずなんだ 夢の中の夢のような その夢の中の夢みたいだ 俺はまだ飛んでるのか それともここで歌ってんのか きみに確かめてほしいんだ 一緒に飛ぶのが アレならば 強く握ってほしいんだ 確かに俺はここにいる って 夢の中の夢のような その夢の中の夢 どっちが? ずっとずっとわからないんだ 笑わず受けとめてくれるかい? 強く握ってほしいんだ 強く強く握ってほしいんだ ...

critical

lalala… 誰かの声がする 破裂しかける色が滲む 静かな水面の下 息を潜めて その時を待っている 夜だけが優しく俺を包む きみを包む リズムがスピード上げて胸を叩く もっともっと遠くまで 吹っ飛ばして欲しいだけさ 加速してゆけ 息もできないくらい 晴れない霧の中で揺られてた バラバラな俺たちを繋ぎとめた 音の渦が 真夜中の革命さ あまい匂いがする 感じるだろ? 気高い孤独とゆけ 風の中へ 迷いながら笑うのさ 吹っ飛ばして欲しいだけさ 加速してゆけ ...

alternator

色のない夜のカタチ 吸い込んだ煙の味 ピクシーズのレコードが飛び続けるから どこにも行けそうにない なんてさ おおげさ Oh Yeah クソみたいな俺たちでも Oh Yeah 叶うなら 今夜だけは 今夜だけは まぶしすぎる灯り 吐き出した息の価値 笑顔の裏庭 ほら落とし穴 突き落としてくれよ なんてさ おおげさ Oh Yeah うそつきの俺たちでも Oh Yeah ...

がけのうえ

もうずっとずっと前から気になってた あの落っこちそうな崖の上にいる彼女は 強い風にゆらゆら揺られ すれすれの服なびかせ 泣いてるのかな? あの子にあわせて ギター鳴らして歌いだした 背中を押そうだなんて破廉恥なやつじゃなくってさ 強い風にゆらゆら揺られ 乱れた前髪の下に隠した その悪夢に触れてみたくてさ Oh yeah 堕ちるなら その前に風に乗って すれすれの服なびかせ 踊ってくれないか? 強い風にゆらゆらゆらゆら揺られて 乱れたその身体の中にひそんだ 黒い悪魔の しなやかさに やわらかさに ...

Drop

lalala… 夏を呼ぶ風が吹いて すき間からこぼれる雨 傘を失くして生きてきたせいで また守れない 守れないよ ギターが濡れる 朝の予報 外れて 不意打ちの天気雨 もう陽が沈む 鐘が急かしてる でもまだ帰れない でもまだ帰れないんだよ この雨をさえぎって この雨をさえぎって 濡れたきみを思い出して すこしだけ立ち止まる この雨でさえぎって この雨でさえぎって この雨でさえぎって すこしだけでいいんだよ やまなくていい雨もあるかな 暖かな天気雨 特別な季節をただ待ってるだけじゃ敗者 濡れた靴を脱ぎ捨てて歩こうかな この雨をさえぎって この雨をさえぎって ...

ワルツ

まだ踊っているよ ひとりで踊っているよ きみの好きなあの歌で 家の酒 空っぽにして 昨日の雨 うそみたいに きみの うそみたいに ゆめうつつのままで 夜はまだまだ長い かみあわないリズムが ねじれたメロディーが 俺のほほをくすぐる きみの寝息 思い出す 笑いつかれてひとり 踊りつかれてひとり 崩れるように落ちる 夜はまだまだ長い まったく何も晴れないまま きみだけがいないまま 抜け殻の見慣れた部屋 少しだけ眠らせて ...

まちがしんでゆく

夜に取り残されたなら 少し街を歩こうぜ 俺たち見捨てられたのかも 暗い街を歩こうぜ 密告者の目を逃れて 素足がスマホに照らされ きれいだな 少しづつ消えてく 息を吸うのもためらう夜を 美しく着飾って ふたりゆっくりと歩いていく ドアが閉まってたなら あきらめて少し歩こうぜ 俺たち間に合わなかったね とりあえず街を歩こうぜ 昨日見た映画の続きを 考えてみたりなんかして きれいだな 少しづつ消されてく このため息さえも うとまれる ...